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平成28年度大学院学校教育研究科学位記授与式(夜間)式辞

  暖かい春の陽射しを日増しに感じる今日、この佳き日に、ご来賓各位のご臨席を賜り、兵庫教育大学・大学院学校教育研究科夜間クラスの平成28年度学位記授与式を挙行できますこと、本学を代表して心からお慶び申し上げます。39名の修了生の皆さん、誠におめでとうございます。

  皆さんは、本学に入学以来、2年あるいは3年間、自己を高めるとともに、学位取得を目指して勉学に励み、本日修了という晴れの日を迎えられました。兵庫県・神戸市をはじめとして各地域から通学された教員の皆さん、教員以外の職をお持ちの社会人の皆さん、それぞれの目的は違っているにしても、この2年あるいは3年間を振り返ると、ひとしお感慨深いものがあると思われます。何よりも夜間クラスの場合は、学生どうしの絆が強く、同じ大学院生という立場で学ぶ仲間との語り合いを通して、大切な友人を得、ご自分の将来に影響を及ぼすような信頼できる方々と出会われたことでしょう。また、ご家族のご理解、そして職場の同僚の方々のご理解があってこそ修了に結びついたと感謝されていることとお察しします。夜間クラスの大学院生の真剣な学びと、その熱意には、学問を追及する姿勢の原点を見る思いがいたします。

  本学の大学院第一期生の修了から、すでに35年が経過し、また夜間クラスについても17年が経過しました。夜間クラウスの開設時には、わずか2コースからスタートしましたが現在では14コースに拡大いたしました。昼間・夜間の両クラスを合わせると、これまでの修了生は9300名を超えるまでになりました。また4年前には、このフロアを全面拡張・改装し、名称を「神戸サテライト」から「神戸ハーバーランドキャンパス」といたしました。今、夜間クラスで学ばれる大学院生の学習環境は、まだ改善すべきところもありますが、以前よりもずっと良くなっています。皆さんのように立派な修了生が巣立っていく、この神戸ハーバーランドキャンパスを我々の誇りとし、夜間、勉学に励む貴重な学び場として、ますます発展させていきたいと願っております。

  さて、現在、わが国では社会の様々な面において、かつて経験したことのないスピードで大きな変化が進行しています。近い将来やってくるビッグデータや人工知能を活用する第4次産業革命は、産業構造だけでなく、人々の生活を激変させる可能性があると指摘されています。教育の現場でも様々な状況変化が既に起こり始めています。急速な少子化に伴う学級数や学校数の減少と、小・中一貫校(義務教育学校)への転換、その先の教員採用数の減少、ICTやSNSをはじめとする子供たちの学習環境の変化、英語教育、外国籍の子供たちへの教育などグローバル化への対応、そして忙しすぎると言われる先生方の勤務体制の整備等、取り組むべき課題が山積しております。

  しかし、このように変化し続ける現代社会の中においてこそ、皆さんの職場において学びを具現化することが重要です。そのためには、時間と体験、そしてさらなる忍耐が必要です。学び続け、考え続けることが求められます。皆さんが本学で学び抜いたという体験は、職務を取り巻くいろいろな課題解決に向け、確かな礎(いしずえ)とならんことを期待しております。

  最後に、修了される皆様、一人一人がますます精進され、その成果が、職場だけでなくご家族、ご友人に希望と喜びを与えることを祈念して、学位記授与式式辞といたします。

平成29年3月23日
国立大学法人 兵庫教育大学長 福田光完

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