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兵庫教育大学教育実践学叢書3 特別支援教育における地域のトップリーダーを考える−人材像をふまえた育成プログラム開発に向けて−

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学校が主体的に、当事者として特別支援教育を進めていくためには、地域や学校における特別支援教育のビジョンを描き、人を動かすというリーダーシップを発揮する人材が不可欠です。本書は、兵庫教育大学「特別支援教育モデル研究開発室」における、特別支援教育の地域のトップリーダー育成を目指した研究、実践をまとめたものです。(ジアース教育新社)

編:宇野宏幸(発達障害支援実践コース教授)
石橋由紀子(発達障害支援実践コース准教授)
著:特別支援教育モデル研究開発室
執筆者:
石橋由紀子(発達障害支援実践コース准教授)
岡村章司(発達障害支援実践コース准教授)
尾之上高哉(宮崎大学講師)
小林祐子(小野市発達支援室発達支援コーディネーター)
新谷喜之(秩父市教育委員会教育長)
谷芳恵(神戸大学大学院研究員)
樋口一宗(発達障害支援実践コース教授)
八乙女利恵(兵庫県立上野ヶ原特別支援学校教諭)
出版社:ジアース教育新社
発行年月:平成28年10月
目次

はじめに
特別支援教育モデル研究開発室室長
宇野宏幸

目次 
はじめに
第1章 特別支援教育と地域協働
第1節 インクルーシブ教育システム構築に向けた我が国の動向について
1.「共に学ぶこと」と「十分な教育」
2.近年の国の動き 〜インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進〜
3. インクルーシブ教育システム構築に向けて
第2節 特別支援教育と地域デザイン
1.地域を基盤とした特別支援教育へ
2.特別支援教育における地域とは
3.特別支援教育における「地域デザイン」
4.特別支援教育のセンター的機能にみる「地域デザイン」
5.今後に向けて
第3節 特別支援教育における人材育成の動向と課題
1.特別支援教育担当者に必要とされる専門性
2.教師養成段階における専門性獲得
3.現職教師に対する専門性向上の取組み
4.人材育成に関する課題
第2章 地域支援における新たな方向性
第1節 学校における協働
1.学校現場におけるコンサルテーションの必要性
2.通常の学級の授業づくり
3.イギリスにおける特別支援教育から学ぶこと −1−
4.イギリスにおける特別支援教育から学ぶこと −2−
第2節 地域支援の戦略と実践
1.シンガポールの障害者施策から学ぶこと
2.発達支援室を核とした支援体制構築の試みから
第3節 教職キャリア形成と人材づくり
1.兵庫県立特別支援教育センターとの共同研究「部長研修」
2.教師の専門性と継続的専門性開発(CPD)
第3章 地域リーダーの必要性・人材像と育成プログラム
第1節 なぜ特別支援教育においてリーダーシップが必要とされるのか
1.地域における課題
2.リーダーシップの本質
第2節 パターン・ランゲージによる「特別支援教育地域アドバンスリーダー」の人材像と
役割に関する記述
第3節 「アドバンスリーダー」に関する力量モデル
1.基本モデルの考え方
2.リーダーシップ
3.学びのデザイン
4.コミュニケーション
5.地域と共生
第4節 研修パッケージと育成プログラムの考え方
1.パターン・ランゲージからコンピテンシーへ
2.コンピテンシーと対応した研修パッケージ内容
3.学びの動機づけを考慮した研修デザイン
4.研修パッケージ・育成プログラムデザインの考え方
5.ワークショップを核とした研修パッケージ
6.研修パッケージの構成例「アイデアを引き出す」
第5節 育成プログラムの類型化
第4章 「アドバンスリーダー」育成プログラムの開発と評価
第1節 研修方法のパッケージ
1.経験学習
2.対話型ワークショップ −「喫茶ちこ」「暗闇のちこ」の開発−
3.演劇づくりワークショップ
4.目標マップ
第2節 育成プログラムの形成評価
1.評価の目的
2.学習効果の評価
3.受講者アンケート
4.受講者にとっての形成評価の意味
おわりに
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