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小学校教員養成特別コースは,教育実践力と魅力ある先生を育てます。

小学校教員養成特別コースの方針CONCEPT

子どもの心にやる気が生まれてくる教育実践力を育てます
    -あきらめずに自分の夢を実現しよう-


小学校教員養成特別コース長のメッセージ

 
 近年,子どもの学ぶ意欲や規範意識,社会性の低下など複雑・多様化する学校教育の課題に対応し得る,高度な専門性と豊かな人間性・社会性を備えた実践力のある資質の高い教員が求められています。
 小学校教員養成特別コースには,大学卒業予定者や社会人など小学校教員免許状を取得していない人を対象とした3年制コースと,既に小学校教諭1種または2種の免許状を取得している人を対象とした2年制コースがあります。いずれのコースでも学部教育で培った専門性や社会経験を生かして,学校教育の課題に対応できる実践的な指導力・展開力を備えた教員を養成します。
 3年制コースの教育課程は,主として1年次で小学校教員免許状取得に必要な科目,2年次で専門科目と10週間にわたる実習科目,3年次で共通基礎科目と教育実践研究・インターンシップ等を履修します。2年次の実習科目である実地研究Ⅰ・Ⅱは教育実践研究(アクション・リサーチ)と連携し,実習校のもつ課題に即した研究課題や研究仮説の設定,研究計画の策定を行い,具体的な課題解決方略に基づいた検証授業を行います。
 2年制コースの教育課程は2年間を通じて共通基礎科目と専門科目を履修します。また実習科目として1年次にインターンシップ,2年次に学校教育基盤実習・小学校指導力向上実習を履修します。学部時代の実習から得た課題意識を礎とし,自らの歩みをポートフォリオにまとめながら教育実践研究(アクション・リサーチ)を進めます。
 すべての実習科目は兵庫県下の連携協力校において実施します。連携協力校のメンター教員,大学の修学指導教員が連携して,実習指導にあたり,大学院生の皆さんを即戦力として活躍できる小学校教員へ導きます。
 コース専門科目は,学級づくりと授業づくりを柱とする15科目を開講しています。いずれも学校現場の実践と理論の融合を図り,学生同士の対話・省察を重視し,実践からの「知」を創造し構築できるように展開しています。

 子どものやる気や可能性を引き出し,上手に伸ばしてあげるのは教員の大切な役目です。子どもの成長にきっかけを与えることのできる教育実践力のある教員になってみませんか。年齢,今置かれている状況は全く関係ありません。真剣に学校教育について学んでみようと思った時が,新たなスタートの時です。一歩前に踏み出しましょう。熱意ある方の入学を教員一同,期待しています。
                      小学校教員養成特別コース長 河邊 昭子(KAWABE Akiko)

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小学校教員養成特別コース

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