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イベント情報

2017年5月23日掲載

【展覧会情報】 前芝武史准教授が2017年日本彫刻会選抜展に選出されました

maeshiba_roseofdesert.jpg 2017年日本彫刻会選抜展
会期

2017年6月21日(水)~6月27日(火)

10:30~19:30(最終日は17:00まで)

会場 日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
(東京都中央区日本橋室町1-4-1)
概要 日彫会選抜展は会員の中から選抜された作家による、具象作品を中心とした作品展です。
小品ながら、卓越した技と素材の活用、主題の多様さなど様々な試みが感じられる意欲的な作品が出品されます。
作品タイトル:砂の華  (材質:セメント)

【選抜展選出に当たって前芝武史准教授のコメント】

塊を並べる、積む、組む。その形は、どんな塊とどんな塊の組み立てで出来ているのか…。私の研究は塊の組み立てを通した自然観察と、塊の構築に関する造形思考に主眼があります。これはブロックや積み木、建築とも似通うものですが、私の研究ではより融通がきき魅力的な造形素材である粘土を用いて具象彫刻の制作(人体塑造)を行っています。自然から何を観取し、何を感じさせたいのか。そして感じさせたいものに対し、ロジカルな思考を働かせ、どのようなアプローチに妥当性があるのかを考えます。人体という自然の構造体を多面的に観察・分析・熟知することとともに、彫塑造形の本質に精通し、塊の構成とその過程を考え、いわば生命感のある建築を自己の解釈や感性、造形的な必然性に基づき組み立て奏でて行く―。私の研究は、こうした彫塑制作を主軸とし、造形論研究や、自らの教育経験を併せて彫塑領域の教育研究を行い、これらを一貫するファクターや多面的な可能性を探っています。この研究は、デザインをはじめとする応用芸術を含め、あらゆる三次元造形の根幹に位置する基礎研究として位置づくものと考える訳ですが、皆様のおかげで今回、こうした私の取り組みの一つが身に余る様な大きな評価をいただくことにつながりました。今後はこれを一層重く受け止め、自らの未熟を戒めつつ、微力ながらも更なる努力を継続し研究を深め、これを教員の資質向上に還元して行きたいと思います。


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