キャリアをデザインするって、どういうことですか?
キャリアとは、人が生まれてから死ぬまでの一生の軌跡を指します。ただし、その人の一生の中では仕事や職業が中心的な役割・活動であり、通常、キャリアという言葉が使われるのは、このような仕事や職業についてです。
かつては、一度ある職業に就くと、退職したり、引退したりするまで、だいたいは、はっきりした道筋が引かれていて、人々は、その道筋に沿って働いていけばよいようになっていました。つまり、人生のある時期に職業を選択すれば、キャリアについて深く考えなくても人生を過ごしていけたのです。
ところが今では、そのようなキャリアの道筋は、はっきりしないものになってきました。教職についたとしても、さまざまな校務分掌、研究、行事の企画・運営、さらには行政職や管理職を目指すなど、養成・採用・研修といった時期を通して、自分なりのキャリアの道筋を、自分自身で切り開いていかねばなりません。
キャリアデザインという言葉は、フリーターなどと同じく和製英語と言われていますが、こうした言葉をわが国で使うようになったのは、このように、自分のキャリアを自分で設計し、開拓し、築いていくことの重要性が認識されてきたためだと思われます。
教員を目指している本学学生の皆さんにとっては、教師になるという進路選択のもと、教員としてのさまざまな技術、能力、資質を身につけ、採用試験の準備をすることが、希望のキャリアを開拓していくために必要でしょう。それとともに、ボランティアなど、社会と結びついたさまざまな体験をすることも、将来のキャリアを豊かにし、さらなるキャリア発達をとげるために必要な活動といえます。授業も含めて、これらの活動を与えられたものとして受身的に行うのではなく、自分のキャリアを自分で作っていくのだという意気込みで、主体的・計画的に行っていくことがキャリアをデザインするということです。
就職支援とは違うのですか?
具体的な就職支援や教員採用試験対策は、就職支援部門で行っています。就職や教員採用試験に関する相談は、就職支援部門(総合研究棟2階のキャリアセンター)までお願いします。
キャリアデザイン・調査研究部門では、豊かな人間性の育成や、社会人としての基礎力を養成するためのプログラムを用意しています。課外活動を充実させたい、いろんな人と知り合って、友だちの輪を広げたい、さまざまな体験を積んで成長したい......キャリアデザイン・調査研究部門では、皆さんの声に答えて行きたいと考えています。ぜひ講座やイベントに参加して、大学生活をより充実したものにしてください。
具体的にはどんなプログラムがあるのですか?
以下のような講座やイベントを開催しています。
内容、日程、場所、申込方法などの詳細はキャリアセンターイベントカレンダーをご覧ください。
キャリアデザイン講座:社会人の基礎力(マナー、コミュンケーション力、文章力など)を養成する講座、卒業生や修了生から学ぶ講座、教職準備講座などがあります。外部からの講師や、学内の教員や院生が講師となって、バラエティに富んだ講座を開催します。
アカデミックカフェ:コーヒーを飲んだりお菓子をつまんだりしながら、カフェ気分で受けられる、学生が企画する気軽な教養講座です。学内の先生方から普段の授業では聞けないような話を聞けるかもしれません。
ラーニングコモンズ:自主的な学びのスペースです。総合研究棟には、講座や勉強会に使えるオープンセミナールームがあります。講座や勉強会、資格試験など、学びに関する情報の掲示もしています。大学会館には模擬授業ができる教室が2室と、グループ学習のできる部屋が1室設置されています。附属図書館にもグループ学習ができる場があります。
ピアサポート:peer supportとは学生同士が互いに助け合って学ぶ制度です。
自分たちで講座の企画ができるの?
できます。「こんなことを学んでみたい」、「この人を講師に呼んでもらいたい」、「あの先生からもっと話を聞いてみたい」など、希望があればスタッフまでご相談ください。

 

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