兵庫教育大学生徒指導実践開発コース

教員からのメッセージ

教育相談分野

松本 剛(まつもとつよし)教授

松本 剛(まつもとつよし)教授

 「カウンセリング」を専門にしています。「相談に来た人」のために「相談を受ける人」がどんなことができるかということについて考えています。

 「相談に来た人」にとやかく言うよりも、「相談に来た人」が自分で気 持ちを整理できるような関係を造りたい。「相談に来た人」は、どんなふうに考えたいことを納得できるようになっていくんだろう。「相談を受ける人」はどんなありようでないといけないんだろう。そんなことを思っています。

 ところが、実際にはそのような「相談を受ける人」のありようは難しい もので、ついおせっかいになってしまったりするものです。「そんな自分って何?」。カウンセリングを学ぶことは、どうやら自分をもう一度見直すことのようです。私自身もそうでしたし、私たちのコースで学んでくださった学生さんたちもそうですが、「カウンセリングって何?」を体験的に学ぶことで、自分のありようを考え直し、自分自身と他の人(児童生徒やら保護者や家族、友だち、同僚…)との関係を見直すことになります。

 そう考えると、対人援助職にある人は、できればカウンセリングを学ぶ 機会を得て、「相手の役に立つ」には、どんな自分のありようだったらいいんだろうと考えてみる機会を持ってみるのもいいのではないかと思ったりします。

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隈元 みちる(くまもとみちる)准教授

隈元 みちる(くまもとみちる)教授

 教育相談分野の隈元ゼミでは,臨床心理学的な見方をベースに児童・生徒の様々な困難や成長発達の分野に関わっていこうとしています。隈元は近年,発達障害児・者に関わることも多くなり,彼らが学校の中でどのように社会に出て行くための力を身につけ,そして大事な成長途上の時間をどのように豊かに過ごせるか,彼らにとっての学校での体験はどう位置づけられるのだろうか,とういこと等について考えを巡らせています。
ゼミの中では,現職の教員の方や学部からストレートで大学院に来られた方と様々な見方や意見を交わしながら,それぞれの考えを深めて入っています。さらに隈元がもともと専門に研究していた個人への臨床心理学的アプローチからの示唆もふまえながら,学校という場と学校以外を繋ぐことにも興味を持っています。児童や生徒のことを考えながら,私たち自身も,いろいろな人とつながり,多様な考えに触れていけるような大学院での学びを一緒に作っていければと考えています。

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