展示情報

2016年4月 4日掲載

平成28年度前期展 やっぱり大事!?ノート指導


特別な行事の日を除いて、普通の授業が行われる日には、学習者たちは毎日ノートを使います。本企画・展示においては、学習指導の基礎である「ノート指導」 を取り上げます。ここで言う「ノート」は、小学校、中学校の授業において用いられる「学習帳」を指します。ちなみに、「ノート」というだけでノートブック を意味する用法は和製英語です。
歴史を紐解くと、江戸時代の寺子屋においては、「双紙」と呼ばれる紙に「毛筆」を使っていました。明治5年(1872年)に発布された学制の時期には、 「石盤」に「蝋石を丸く削った石筆」を使って書いていました。学校令が公布された明治19年(1886年)前後には、「洋紙」を用いた大学生向けの「大学 ノート」が世に出され、「鉛筆」の製造が始まります。明治末期になり、ようやく児童用の「学習帳」が登場します。大正期には、ノートや鉛筆の普及により、 書く活動や記録することが容易になり、授業における書く学習活動が増えていきました。「書く」文化が学校の中に根付き始め、これがやがて「綴り方運動」へ とつながっていったのです。昭和前期には、「学習帳」としてのノートの役割が研究されるようになります。昭和後期からは、教科の特性、目的、学年などに対 応した多様なノートや筆記具が生み出され現在にいたっています。今後、情報機器活用がさらに進められ、ノートの役割は変わっていくでしょうが、ノートが完 全になくなることはないでしょう。
今回の企画・展示においては、「ノート指導の歴史」「ノートの意義」「ノート指導のコツ」「ノート指導実践」「体験コーナー」といった多彩なコー ナーを設けました。この企画・展示が、学習指導の基礎である「ノート指導」の重要性について再認識していただく契機となることを願ってやみません。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

 

開催期間: 平成28年4月1日(金)~平成28年8月31日(水)


会  場:兵庫教育大学教材文化資料館(附属図書館内に併設)

開館時間・休館日等:兵庫教育大学附属図書館に準ずる。
※臨時に休館する場合があります。

                      詳しくはご利用案内をご覧ください。

 

 

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チラシPDFはこちら↓

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