メッセージ
学生からのメッセージ
コース紹介


中村 佳世子(令和2年度修了 夜間クラス 長期履修)
女子学生  進学を決めた時、本当に3年間頑張れるのか不安しかありませんでしたが、いざ入学してみると、 週2日の授業と集中講義で無理をせずに履修していくことができました。たまった仕事は残りの3日間でとメリハリをつけることで、かえって効率的 だったように思います。同僚の先生には迷惑をかけたのですが、応援してもらえたことが、私にとって気持ちの支えになりました。

 講義はどの内容も興味深く、特に「心理学」では、知りたかったことばかりで、すぐに実践で生かせることが楽しかったです。また、経験豊かな先生方から、授業 や研究以外にも、日々の実践についてのアドバイスもいただけました。この3年間で新しい世界観が広がりました。本当に感謝しています。


西脇 侑里(令和2年度修了 昼間クラス)
女子学生  本コースは、自分のテーマについて深く掘り下げると同時に、学校心理・学校健康教育・発達支援という、子どもたちの支援を考える上で 必要な3つの領域について、幅広く学べることが魅力です。授業では新しい知識を得るだけではなく、今まで経験に基づいて行っていた自身の実践を、理論と照らし合わせながら振り返り、 学び直すことができます。

 また、コースの先生方は、研究における悩みや疑問を親身になって受け止め、いつも丁寧に指導してくださいます。コースの現職教員や教員志望の学生と一緒に、多様なテーマ について議論し合うことで、新しい視点が得られさらに学びを深めていく毎日でした。大学院での学びと出会いに心から感謝しています。


岡野 由美子(令和2年度修了 夜間クラス)
女子学生  私は、学習障害に関する研究をしたいと思っていました。入学後すぐのオリエンテーションで先生方の研究について直接お聞きする 機会があり、先生の研究テーマが、私自身のテーマと重なる部分だと感じて五十嵐ゼミを希望しました。UDフォントは、読み書きに困難さのある児童から読みやすいといわれている フォントです。学校の先生方の少しの手間が支援になるのなら、こんなにリーズナブルな配慮はないのではないかと思い、研究テーマとしました。

 ゼミにおいて先行研究を読み、研究計画や内容についてさまざまに丁寧にご指導をいただき、固めていきました。2年生になりすぐに調査をと思っていましたが、新型コロナウイルス 感染症の感染拡大による学校の臨時休業のため、数カ月研究を進めることができませんでした。内容自体の変更も考えましたが、7月に学校が再開、短い夏休みの後、やっと具体的に 動き出すことができました。事前に教育委員会や校長先生に説明に上がりました。長い臨時休業の後、さらに忙しい現場の先生方にご負担をかけられないという思いと、研究として ここは譲れないと思う部分のジレンマに、かなり悩みました。順調に進められたとは言えないですが、本研究を通してさまざまな方とのつながりや自分自身がさらに深めたいことを 自覚することにつながったと思います。修了後もさらに深めていきたいと思っています。


神崎 園子(令和元年度修了 昼間クラス)
女子学生  私は保健師養成課程で養護教諭免許を取得したため、教育分野の自己啓発を目指して入学しました。コース選択では、 養護教諭にとって必要な要素がそのまま名称となっている本コースに心惹かれて決めました。実際、コースはさまざまな専門の教員、多様な教科・校種の院生、教員志望の 院生などから構成され、カリキュラムでは、養護教諭に限らず学校教育全般に必要な内容が凝縮されています。さらに現職教員と教員志望の院生との交流が盛んなことも 本コースの魅力です。

 メインとなる研究では、2年間かけて自分が最も興味のある分野に本当に「じっくり」と向き合います。この「じっくり」が、やがて学校での実践に つながると信じています。


篠田 裕文(平成30年度 昼間クラス 3月修了)
男子学生  自身の実践に疑問を感じ、自己啓発休業制度を利用して入学した本コース。学校心理・学校健康教育・発達支援の3領域から成り、 先生方の専門領域も仲間の研究テーマも実に多様です。講義・演習に加え仲間の研究からも幅広く知見を得ることができ、学校や子ども、保護者や教員について包括的に学ぶことが できます。

 研究では必修で学んだ心理学統計の知見が大きな武器となりました。得られたデータの意味や関係性を分析し、自らエビデンスを生み出す「研究」という営みは苦しくも ありましたが、これまで感じたことのない楽しさを味わうこともできました。理論と実践を融合させていくための土台を固めることができた2年間でした。


青山 翔(平成28年度 昼間クラス 2年生)
男子学生  小学校教諭として働く中,理論に基づいた実践的な学校教育学について学びたいと思い,大学院修学休業制度を利用して本コースに入学しました。 本大学では,休職している学生に対して授業料免除や,研究助成金等の制度が充実していて大変助かりました。授業は,自分の興味・関心に合わせて教育に関する幅広い授業の中から選択可能です。 特に本コースの先生方は,研究に対して大変熱心であり,授業に対しても真剣で,学生に対して真筆に向き合って<ださり大きな学びとなりました。

 私の所属するゼミでは,自分の興味にそつた論文を読み, 要約してゼミで紹介し,議論をかわす中で研究テーマをしぼっていきます。先生は自分の興味を尊重し,温かく見守ってくださりながらも,研究という土台に乗せるために,的確なアドバイスをしてくださいました。

 「理論に基づいた実践的な教育」について広く深く学べる本大学での2年間は,教育に関わる者として何ものにも代えがたい経験となりました。


渡邉 雄介(平成29年度 2年生)
男子学生  課題解決のための正しい学びとは 学校教員を経験後、NPO職員として企業や団体と連携し、被災地の教育支援を行ってきました。自分の経験や実践を踏まえて、 新しい取り組みに挑戦する中で、より広い視野で学び、現場に生かしたいと考え大学院に入学しました。 講義や演習を通じ、学べる理論や知識はもちろんのこと、課題研究を通じて、知りたいことを様々な視点から、 とことん追求できることが、本コースの強みであると感じます。

 私自身、現場での調査結果や先行研究と向き合い、新しい知見に最初に触れることのできた経験は、大きな財産となりました。また研究を通じて、ただ知識等を学ぶだけではなく、新たな課題に対して向き合い、 解決、改善するマインドを培うことができました。


浅田美賀子(平成29年度 修士2年生)
女子学生  現職の高等学校教諭として派遣で大学院に入学しました。大学院では高等学校におけるPTA・地域連携を含めたチーム支援の在り方について研究しました。 このコースでは,年齢や経歴に関係なく「仲間」としてお互いに刺激を受けながら学びを深めることができます。

 また,親身になって指導してくださる先生方もコースの魅力の一つです。専門的な内容について, 心理系大学出身ではない私にでも基礎・基本からわかり易く指導してくださいました。ゼミでは多くの時間をかけて丁寧に指導していただきました。最初は不安でしたが,先生方や仲間に恵まれた環境で自己を 見つめ直すと同時に,高校教員の在り方を改めて考えるよい機会を得られ本当に幸せでした。


藤井 亜希子(平成27年度 昼間クラス 1年生)
女子学生  「子どものSOSに応えられるようになりたい」という思いを胸に、私はこのコースへの進学を決めました。初めは、慣れない環境に不安もありましたが、今では「ここにきてよかった」と心から感じています。

 このコースでは学校教育における問題を「どう捉え、どうアプローチしていくのか」、あらゆる面から考えることができます。それは、コースの先生方の幅広い専門性に基づいた理論と、現職の先生方のもつ現場経験をつなぎながら、学びを深めていくからです。 ストレート生の私にとって、これほど貴重な学びの場はないと実感しています。世代や校種は異なりますが、ともに子どもの成長を願う温かい仲間に囲まれ、残り一年学ぶことを楽しみます。


古橋 祐一(平成27年度 昼間クラス 1年生)
男子学生  愛知県で現職の小学校教員をしています。大学院では自分の興味のある内容をじっくりと学ぶことができます。今はライフスキル教育について研究をしています。このコースは、人の発達や教育心理学、 健康教育などについて学ぶことができます。1学年10~15名程度(夜間も同様)のアットホームなコースです。色々な地域から、色々な立場の方が所属しているので、刺激溢れる交流の日々を送ることができます。

 このコースのもう1つの特徴は、統計や量的研究についても基礎基本から学べることです。質的研究に取り組む方も多いので、お互いの研究の方法について議論を交わすことが大きな学びとなっています。


山本 訓子(平成27年度 昼間クラス 1年生)
女子学生  宮城県の養護教諭として東日本大震災の経験から,今後はさらに専門性を高めて現場で心的外傷後の心のケアにあたる必要があると思い,このコースに入学しました。学校心理・学校健康教育・発達支援, 3つの分野の全ての講義が養護教諭の職務と直結していて,今まで知らないで働いてきたことを恥ずかしいと感じながらも,最新の知見が学べる環境に感謝しています。

 先生方は熱心で「学ぶことは楽しい」ということを伝える一方で,懇親会では院生たちと心から楽しみ 「緩めることの大切さ」も教えてくださいます。研究に対する不安な気持ちも理解して,きちんと支えてくださる素敵な先生方,一緒に同じ方向に歩く温かい仲間に囲まれて充実した日々を送っています。


根本 明夫(平成27年度 夜間クラス 2年生)
男子学生  大学院に入って驚いたことが三つあります。一つ目は、仲間の皆さんの出身が様々であることです。現役教員や保育士さん、行政マン、民間人、そして、私のようなOB・OGです。集中講義ではストレートの 院生さんもいて、世代や立場のるつぼの感があります。

 二つ目は授業です。最新の研究をもとに“人間の発達”について幅広く取り上げた授業の展開には、いつも大きな刺激が生まれます。

 三つ目は課題研究(ゼミ)での丁寧なご指導です。半年ごとの中間発表会では その準備過程で発表原稿を何度も点検していただいてありがたいです。人・もの・こととの沢山の“出会い”を経験できる毎日です。


池田 広子(平成27年度 昼間クラス 2年生)
女子学生  長期自主研修制度を利用して大学院に入学しました。小学生の社会性と学級集団との関連について研究しています。授業やゼミでは、新しい知識を得るだけではなく、今まで経験に基づいておこなっていた実践を、 理論と照らし合わせて考え直す学びができます。慌ただしい学校現場を離れ、熱心に指導してくださる先生方のもと、そのような専門的な学びに集中することができる機会を得られたことを、心から幸せに思います。

 また、このコースでは、大学からのストレート生とさまざまな校種・年齢・出身地の現職教員がともに学んでいます。同じ志をもった仲間と励まし合いながら過ごす日々は、新しい発見や刺激にあふれ、とても充実しています。


藤原 直美(平成26年度 昼間クラス 2年生)
女子学生  現職の小学校教諭として、小学生の実行機能と学習成績や行動、意欲の関連について研究しています。脳科学や心理学の知見と結び付けて、実際の子ども達の認知や情動を見ることで、新たな視点を持つことができました。 教育実践と理論を融合し、これからの教育に生かす研究に取り組み、学校現場に還元できることが本コースの素晴らしいところです。また、多様なテーマを持った仲間と語り合うことができることも大きな魅力です。

 私の所属している松村ゼミでは、お昼にゼミの仲間が集まってきます。ホットな話題を交流したり、先生から最先端の教育情報を聞かせていただいたりと楽しい時間を過ごしています。


井上 聡(H25年度 昼間クラス 2年生)
男子学生    中学校の保健体育科の教員として、現職派遣で大学院に入学しました。新学習指導要領で必修化された武道学習に焦点をあて、心理学的に研究を進めています。 自分が興味を持っていることをより深く研究することは、とても楽しく毎日が充実しています。現場の熱心な先生方と共に、より効果的な授業方法についても実践をしています。

 研究を進めながら、学校心理士、臨床発達心理士、特別支援学校教員免許の取得も目指しています。本コースでは、学校心理学の理論や演習、健康教育の最先端の 講義を受けることができるので、生徒指導や保健体育科の教員には大変おすすめです。 


岡脇 誠(H25年度 昼間クラス 2年生)
男子学生    小学校の現職で、小学1年生の対人関係について研究しています。このコースでは学校現場で抱える課題を様々な角度から見つめ、検証していきます。子どもたちのアセスメントをもとに、 課題解消に向けてより明確な手立てを考えています。これらの取り組みが現場に戻った際に、子どもたちだけでなく親や同じ職場仲間にも説得力をもって伝えることができます。

 また自分の研究成果を発表できる場もあり、さらにコースに所属する学生たちそれぞれの多様な研究を聞くこともできます。可能性の満ちあふれた深い学びができるコースです。


中村 朋子(H25年度 夜間クラス 2年生)
女子学生    病院での助産師・看護師を経て、看護学校の教員となり5年が経過したころ、教育についてもっと深めたいと考え、夜間のクラスに入学しました。 仕事を終えてからの受講は大変ではありますが、講義の楽しさと、同じ志を持った仲間に支えられ、自分自身を大きく成長できるかけがえのない時間になっています。 また、コースの先生方は学習面だけではなく、精神面もサポートしてくださいます。「ここに来て、本当に良かった」と自信をもって言える場所です。

 私の所属している鬼頭ゼミは、健康教育に熱い思いを持つ先生と様々な経歴の先輩方との意見交換でき、終了後は各地の名産品を食して楽しむ心温まるひと時もあります。


後藤 環(平成24年度 昼間クラス 1年生)
女子学生    現職の養護教諭として、東日本大震災を経験した子どもたちの心のケアについて学ぶために入学しました。授業は学校現場で活かせる実践的な内容で、とても充実しています。 ゼミは、自分が関心を持ったテーマについて各先生方のご指導の下、深く研究できる環境が整っています。

 また、同期で一緒にお昼を食べながらゼミについて話したり、授業でのグループ作業を通して協力したりすることで互いに刺激を受けながら絆を深めています。様々な経歴、 出身地、研究テーマを持った個性豊かな人たちと出会い、交流できることも大きな魅力です。


下村 綾菜(平成24年度 昼間クラス 1年生)
女子学生  大学卒業後,さらに教育について学び研究したいと考え,ストレート生として大学院に入学しました。教育実習で感じた疑問・悩みを解決し, 将来の教師生活に生かしていきたいと考えています。

 私の所属している研究室は,学生自身の考えを尊重してくれます。小林先生からの熱い ご指導を受け,充実した院生活を送っています。ゼミ後,先生が立ててくださるお茶を飲みながら団欒をすることも小林ゼミの魅力のひとつです。


松本容史子(平成24年度 昼間クラス 2年生)
女子学生  大学卒業後,より専門的な知識や技術を身につけたいと思い,ストレートで入学しました。現在は,養護教諭と学校安全の関わりについて研究を進めています。

 院生生活では,コース内外を問わず,幅広い年代や立場の方々との関わりが多く,多面的で密度の濃い内容を学びながら,支え合い励まし合い,充実した生活を送っています。

COPYRIGHT Hyogo University of Teacher Education 2012