東日本大震災の被災後5年間における児童生徒への教育的な心理的支援に関する研究 学校心理・学校健康教育・発達支援コース・教授 藤原 忠雄

研究計画・方法

【平成28年度】

Ⅰ 研究計画・方法

被災地の小学校・中学校・高等学校各3校の養護教諭を対象に,各校種でグループフォーカスインタビュー(FGI)を実施する。

1.調査対象

 被災前に5年間以上の勤務経験をもち,被災後に被災地で勤務している小学校・中学校・高等学校各3校の養護教諭9名

2.調査内容

○被災5年後における児童生徒の現状と課題
・単純に5年後の現在の状況
・被災前の5年間と被災後の5年間の児童生徒の相違点(被災前後の比較)
○被災後5年間の支援の在り方についての検討
・どの時期のどのような支援が有効であったか。
・どの時期にどのような支援が必要だったか。
・支援の善し悪し 等

3.調査時期

平成28年7・8月(夏休み)

4.分析方法

 グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)により,児童生徒への教育的な心理的支援の具体的な内容の抽出と構造化を行う。

Ⅱ 生命倫理・安全対策

 該当しない。

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