Archive for the Category: 化学研究室

嬉望(きぼう)祭

11月22〜23日に、本学大学祭である嬉望(きぼう)祭が開催されました。自然系分野・化学研究室では毎年、七宝焼教室を出店しており、今年で26回目になります。七宝焼は、銅版上に水でといたいろいろな色のガラスの粉(釉薬)を使って絵を描き、電気炉で800℃程度の温度で焼いて作ります。 毎年開催していますので、何年にもわたって来てくださるリピーターも多く、今年も盛況で2日間で100名以上の皆さんに七宝焼をつくっていただきました。 焼き上がった作品は、裏にピンを付けてバッチにしたり、磁石を付けますが、特に小学生以下の子どもたちが大勢参加してくれました。皆さん、思い思いに銅版上に釉薬で画を描いて、すてきな作品をつくっていました。

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ペーパーナイフ・青銅鏡・ガラス作りをしました

先週・今週と、大学院の理科教科内容論IVで、身近な無機材料として、鉄棒を使ったペーパーナイフ、銅と錫から青銅鏡、リン酸塩ガラスなどの作製を行いました。この講義では、身の回りで利用されている機能物質について、その製法や特徴、原理などを解説しますが、このような機能材料やその作製法について、より身近に感じてもらうことを目的に一部実習を取り入れています。 ペーパーナイフは、ホームセンターで売っている鋼材を材料に、七輪+ドライヤーの炉を使い鍛造し、焼き入れをして作成します。 この日は、鍛造後にグラインダーで刃の形を整えるところまで行い、後日、焼き入れをしました。 元々の材質が鋼ではないのですが、ペーパーナイフとして使える程度のものをつくることが出来ます。 また、同じく金属材料として青銅を作り、1面を磨いて鏡面としました。大きなものをつくることは難しいですが、十分に顔が映る程度の鏡をつくることが出来ました。 またガラス材料として、リン酸塩ガラスを作製しました。ガラス自体は無色透明ですが、様々な添加物を加えることで着色することが出来ます。今回は、酸化ネオジムを添加して作製しましたが、このガラスは屋外と室内で色が変わるという少し変わった性質を持っていたりします。 ここで行っている内容は、中学校・高等学校でも応用が出来るように、可能な限りホームセンターなどで簡単に手に入るものを利用するようにしています。また、このような現象の原理などについては、これからの講義の中で解説していく予定です。

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