おさめびと

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第1弾 5期生 曽谷敦子 先生

コース長です
早速ですが、「修了人(おさめびと)」シリーズを始めます。
特別支援教育コーディネーターコースは、おかげさまで、現在9期生を迎えています。
今回の企画は、在学生が修了生を訪問して、コースでどんなことを学んだのか?、それが現在どのように活きているのか?取材をして来てもらおうというものです。
第1弾として、M2生が5期生の曽谷敦子さんを訪ねてくれました。
その1をお届けします

特別支援教育の最前線を走り続ける、「修了人(おさめびと)」を求めて、猪名川町立白金小学校にお邪魔しました。暖かく迎えてくださったのは、特別支援教育コーディネーターコース5期生の修了人、曽谷敦子先生でした。
現在、5年生の担任をされている曽谷先生。そもそも、教職に就きながらコーディネーターコースを志望されたのは、どういった理由があったのでしょうか。
(曽谷)「経験を積み、『中堅』と呼ばれるようになった頃に、特別支援学級を担任させてもらいました。そこでは、教師としての今までの経験だけでは、上手くいかないことがたくさんありました。義務教育の貴重な時間の中で、『この子たちに必要な学習は、果たしてこれで合っているのか』という思いが強くあり、もう一度学びたいと志望しました。」

コーディネーターコースの先生方や同期生の方々との出会いにより、特別支援教育についての知識・技術はもちろん、苦手であったPCのスキルについても、多くを学ばれたという曽谷先生ですが、大学院を修了されて、現場に戻られた際の、自分自身の成長の実感というものはあったのでしょうか?
(曽谷)「学習面でも、生活面でも、一般的に『良い』とされている実践や工夫が、大学院でその根拠を学び、また自分自身で実践してみて、その効果を実感することで、他の先生方にも自信を持って勧めることができるようになりました。」
 個々の児童のニーズに合わせた指導方略を各教員と一緒に考えていくというのは、特別支援教育コーディネーターとして期待される役割の中でも、重要な部分を占めると思われます。現場のそのような状況で、自信を持って提案できるというのは、大きな強みとなりますね。

コース長です早速ですが、「修了人(おさめびと)」シリーズを始めます。特別支援教育コーディネーターコースは、おかげさまで、現在9期生を迎えています。今回の企画は、在学生が修了生を訪問して、コースでどんなことを学んだのか?、それが現...

Posted by 兵庫教育大学大学院特別支援教育コーディネーターコース on 2014年6月17日

コース長です
「修了人(おさめびと)」シリーズの第1弾、M2生による曽谷敦子さん訪問取材記その2をお届けします。

それでは、『修了人』となった曽谷先生は、学校現場で具体的にどのような実践を積まれているのでしょうか?
(曽谷)「学習面で特に意識したことは、体感させることや具体物の操作を通して、子どもたちの『イメージ化を助ける』ということでした。イメージできると見通しが立ちやすいので、学習に対する意欲を高めることができます。授業を構想する際には、そこを意識して、子どもが活躍できる場面を作るようにしています。」
インタビュー前日に行われた授業参観では、子ども達に大小のブロックを実際に操作させることで、1㎤、1㎥の大きさについて体感しながら課題に取り組ませたり、グループ活動で、考えを共有するために具体物の操作を用いられたりしたそうです。確かに、教科書の図だけでは分かりにくい量感についてもイメージしやすく、実物を使って意見を発表し合うことで、数式だけでは得られない実感を伴った共有ができますね。 (曽谷)「生活面では、教室の環境作りを意識しています。教室の前方は刺激が少なくなるように、後方に生活の情報を掲示するようにしています。」
曽谷先生の教室にお邪魔した時に、真っ先に感じたのが、教室の前方のシンプルさと、後方の多彩な掲示物の情報量の差でした。他にも、構造化の工夫がたくさん散りばめられた教室が作られていました。
実際に私たちもたくさんの実践例を教えて頂きましたが、取り組むのに適した子どもの発達段階から、取り組んだ際の子どもや保護者の反応、実践する際の留意点など、ご自身も学び、実践されたが故の具体的なアドバイスは本当に工夫に富み、説得力のあるものでした。
自信を持って、学級担任として子どもたちの指導に邁進されている様子がお話の端々から伝わってきたのですが、やはり子どもの指導や、コーディネーターとしての役割に悩むことも少なからずあったとのこと。そんな時に、支えになっているのが同じ5期生のメンバーだそうです。
(曽谷)「今でもネットワークが繋がっていて、誰かが困っている時には、『こんな資料があるよ』と情報を教え合ったりして、互いに支え合っています。」  確かにコーディネーターコースでは、年齢も校種も経験も様々な方々が集って、密接に繋がりながら2年間を過ごします。苦楽を共にした同期生は、修了後も同じ特別支援教育に携わる仲間として協力し合っていけるのですね。

インタビューが終わるころには、日も落ちてきていましたが、曽谷先生の何事にも前向きで謙虚な姿勢を拝見し、気が付くとインタビュー前よりも元気になっていました。今回のインタビューを通して、「コーディネーターコースで学ぶ」という恵まれた環境と時間の貴重さに改めて気づかされました。自分も曽谷先生のように自信を持って担任として、コーディネーターとして現場に還元できるように、学びを続けたいと強く感じました。曽谷先生、お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。

コース長です「修了人(おさめびと)」シリーズの第1弾、M2生による曽谷敦子さん訪問取材記その2をお届けします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそれでは、『修了人』となった曽谷先生は、学校現場で具体的にど...

Posted by 兵庫教育大学大学院特別支援教育コーディネーターコース on 2014年6月17日

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