兵庫教育大学 特別支援教育モデル研究開発室

事業報告

2015年度 公開講座

かふぇ

 2015年7月30日(木)、本学附属図書館ライブラリーホールにおいて、カフェ・リエゾンⅥ「漢字テスト、あなたはどう採点しますか?-通常学級の特別支援教育と教科の内容を考える」を開催しました。
 今回は、奈良学園大学副学長・西辻正副氏(前:文部科学省主任視学官(国語担当))と、本学特別支援教育コーディネーターコース・樋口一宗教授のお二人を招き、“漢字指導とその評価”をテーマとする対談を行いました。
 はじめに、お二人の先生から話題提供がありました。樋口先生からは、発達障害がある子どもが書く漢字には、どのような特徴があるのかについて解説がありました。西辻先生からは、参加者に漢字テストの模擬解答を採点してもらった上で、「字体」としては同じであっても、実際の書き方「字形」(例「とめるか、はねるか」、「交わるか、交わらないか」など)には、多様性が認められていることについての解説がありました。その上で、児童生徒が書いた漢字の評価については、指導した字形以外の字形であっても、指導の場面や状況を踏まえつつ、柔軟かつ寛容に評価することが重要であるとのお話がありました。
 対談はフロアもまきこみながら行われ、参加者から寄せられた質問にお二人の先生が答えたり、頭をひねったりと、活発なものとなりました。参加者の方からは、「字形の多様性を認めると画数が減る場合があるが問題はないのか(例、「賭博の『賭』には、点をつける書き方と点をつけなくても良い書き方がある)」、「『木』という漢字は2画目を左にはねる書き方も許容されているが、右にはねても問題ないのか」等、様々な質問がとび出しました。
 今回のカフェ・リエゾンには、本学の学部生・大学院生・教職員、地域の教育現場の先生方など、約60名が参加しました。参加者からは、「漢字に対する考えが変わった。かなり厳しく採点していたなぁと実感した」、「目からウロコの内容であった。『漢字』を通じて教育の課題・問題点が見えた」等の感想が寄せられました。

 

カフェ・リエゾンⅥ「漢字テスト、あなたはどう採点しますか?-通常学級の特別支援教育と教科の内容を考える-」を開催しました!

 2015年7月30日(木)、本学附属図書館ライブラリーホールにおいて、カフェ・リエゾンⅥ「漢字テスト、あなたはどう採点しますか?-通常学級の特別支援教育と教科の内容を考える」を開催しました。
 今回は、奈良学園大学副学長・西辻正副氏(前:文部科学省主任視学官(国語担当))と、本学特別支援教育コーディネーターコース・樋口一宗教授のお二人を招き、“漢字指導とその評価”をテーマとする対談を行いました。
 はじめに、お二人の先生から話題提供がありました。樋口先生からは、発達障害がある子どもが書く漢字には、どのような特徴があるのかについて解説がありました。西辻先生からは、参加者に漢字テストの模擬解答を採点してもらった上で、「字体」としては同じであっても、実際の書き方「字形」(例「とめるか、はねるか」、「交わるか、交わらないか」など)には、多様性が認められていることについての解説がありました。その上で、児童生徒が書いた漢字の評価については、指導した字形以外の字形であっても、指導の場面や状況を踏まえつつ、柔軟かつ寛容に評価することが重要であるとのお話がありました。
 対談はフロアもまきこみながら行われ、参加者から寄せられた質問にお二人の先生が答えたり、頭をひねったりと、活発なものとなりました。参加者の方からは、「字形の多様性を認めると画数が減る場合があるが問題はないのか(例、「賭博の『賭』には、点をつける書き方と点をつけなくても良い書き方がある)」、「『木』という漢字は2画目を左にはねる書き方も許容されているが、右にはねても問題ないのか」等、様々な質問がとび出しました。
 今回のカフェ・リエゾンには、本学の学部生・大学院生・教職員、地域の教育現場の先生方など、約60名が参加しました。参加者からは、「漢字に対する考えが変わった。かなり厳しく採点していたなぁと実感した」、「目からウロコの内容であった。『漢字』を通じて教育の課題・問題点が見えた」等の感想が寄せられました。

 

セミナール・リエゾンⅣ「共通解を得る実験的ワークショップ
「暗闇のちこ」」を開催しました

 6月27日(土)、兵庫教育大学ハーバーランドキャンパスにて、セミナール・リエゾンⅣ「共通解を得る実験的ワークショップ「暗闇のちこ」」を開催しました。
 暗闇のちこは、「参加者同士の対話を通じて、テーマに対する共通解を創造する」ことを目標にしたワークショップです。その特徴は、対話を促進する強力な仕掛けと、安心して対話できる環境づくり、に力点を置いてワークショップを進める点にあります。
 今回は、「インクルーシブ教育と私の距離の取り方について考える」をテーマとし、約20名の参加者を迎えて、開催しました。参加者のほとんどは兵庫県内の小中高等学校や特別支援学校に勤務しています。
 ワークショップは、石橋由紀子先生によるファシリテーションのもと、次の6つのフェイズ、つまり、(1)人に尋ねる(テーマに対する他者の考えを聞く)、(2)ワールドカフェ(グループ対話を繰り返し、自分の考えを明確にする)、(3)飛んでけ、ワールド!(グループ内で、共通の考えをつくる)、(4)これが共通解だ!(グループの考えを、全体で共有する)、(5)答えはブーメランのように!(全体での共有を踏まえて、再度、グループ対話に臨み、考えを練り直す)、(6)私の元へ(全てのフェイズを振り返り、自分の考えをまとめる)、で進められました。
 今回は、フェイズ(3)で、グループの考えを、具体物を使って作ってもらい(写真1参照)、それを写真に撮り、それらの写真をもとに、フェイズ(4)全体の共通解をつくる(写真2参照)流れにしました。どのグループも、独創的な考えを作っており、フェイズ4では、それら多様な考えが相互に絡み合い、様々な発見や気づきが生じていました。参加者からは、「目指すところが見えた」「インクルーシブ教育と自分について考えることによって、新しい発見がたくさんあった」「自分から動いていこうという思いをもてた」などの感想が寄せられました。
 特別支援教育モデル研究開発室では、今後も、参加者主体のワークショップを開催していく予定です。皆様のご参加をお待ちしています。