兵庫教育大学 特別支援教育モデル研究開発室

研究と開発

研究と開発

  • (1) 特別支援教育スーパーバイザー(仮称)に求められる役割やそのリーダー像を明らかにし、
  • (2) 発達障害支援に係わる人材育成のためのカリキュラム開発を目指して、研究部会と開発グループを設置しています。

特別支援教育スーパーバイザー(仮称)の力量モデル

部長研修

部長研修講義風景

部長研修講義風景

 兵庫県立特別支援教育センター主催の研修で、兵庫県内の特別支援学校のコーディネーター及び支援部員を対象として実施しています。年間4回の継続研修です。

 同センターとの共同研究「現職教員の専門性向上のための研修の在り方 特別支援教育における地域リーダー育成」として位置づけ、「特別支援教育スーパーバイザー(仮称)」の育成プログラムを検討しています。

 「ワールド・カフェ」という対話の手法や「目 標マップ」の作成等を通して、参加者がよりよい課題解決の方法を考えることができるプログラムを提案し、実施しています。「特別支援教育スーパーバイザー(仮称)」に必要だと考える力の育成をプログラムに反映させ、実際の現場の支援に活かせる研修を考えています。

平成25年テーマ「柔軟にグイグイ」
キーワード:知識・ネットワーキング・人間力・デザイン
平成26年テーマ「ミッション・ビジョン・バリュー」
キーワード:リーダーシップ・インクルーシブ教育・コミュニケーション
平成27年テーマ「地域の人づくりを考える」
キーワード:リーダーシップ・コンサルテーション・ファシリテーション

開発グループの紹介

演劇づくりワークショップ

部長研修講義風景

 学校現場において、日々の悩みを教員間で相談し合うことで問題解決を図っていくことは、学年や学校組織としてのチームによる支援へと展開していくことにつながります。相談の仕方、つまりコンサルテーションの方法について学ぶことが教員に求められていると言えるでしょう。
コンサルタントとコンサルティの間で生じるコミュニケーションのプロセスを直接的に考えてもらうことが、機能的なコンサルテーションを学ぶことになると考えています。その具体的な方法として、「演劇づくりワークショップ」の研修プログラム開発を行っています。教育委員会での研修や学校現場での校内研修において利用できるエッセンシャル版を作成します。

ワールド・カフェ

ワールド・カフェ

 ワールド・カフェとは、参加者の省察や気づきを促すことに力点を置いた対話の手法です(香取・大川 ,2011)。テーマについての少人数でのグループ対話を、メンバーの組み合わせを替えながら繰り返す、という点が特徴として挙げられます。ワールド・カフェ班では、ワールド・カフェの基本的な手順をベースにしながら、対話を主眼においたものから、参加者同士が対話を通して共通解を得ることを目的にしたものまで、3タイプの研修パッケージを、その効果を検証しながら提案することを目指しています。

学部課外プログラムの紹介

学部課外プログラムの紹介

 学部生と大学院生が共に学ぶ課外プログラムです。希望学部生を対象とし、正規の授業とは別の時間に実施されます。

 2年次では、「発達障害の理解」をテーマとした演劇づくりを通して、障害のある子どもの気持ちや立場を想像します。

 3年次では、発達障害など困難のある子どもが在籍する学級の授業参観をし、そこで得た気づきを基に、教室での1シーンを演劇にし、対応策を検討します。2,3年次のプログラムでは、現職教員である特別支援教育コーディネーターコースの大学院生がアドバイザーとして参加します。

 4年次では、発達障害等の困難のある児童生徒の困難への気づき方、対応方法などについて、実践のヒントを提供する予定です。