IR外部評価及びIR学内研修会を開催しました

3月6日（月），茨城大学全学教育機構の嶌田敏行准教授及び鳥取大学大学評価室の大野賢一准教授を講師に招いて，午前中に総合研究棟中会議室においてIR外部評価，午後には附属図書館ライブラリーホールにおいてIR学内研修会を開催しました。
今回は，平成28年4月から本格的に活動を開始したIR・総合戦略企画室の活動内容等について専門家から評価，指導助言を受けるとともに，IR・総合戦略企画室構成員及びIR活動に関心がある教職員を対象に「IRの先進的な実践事例から学ぶ」をテーマに講演及び質疑応答を通してIRに関する理解と力量形成を図ることを目的に行われました。
外部評価では，本学担当者から平成28年度の活動等について説明の後，種々意見交換等が行われ，「立ち上げ時から着実に業務が行われており，大学にあったIR組織を構築していただきたい」との助言がありました。
また，学内研修会では，米田IR・総合戦略企画室長の挨拶の後，茨城大学の嶌田准教授から「内部質保証システムの構築と運用とIR」をテーマに，近年求められている教育の質保証システムの構築に関する基本的な考え方とIRによる支援について，茨城大学における質保証の取組の具体例を含めた講演，鳥取大学の大野准教授からは「大学評価及びIRの業務における指標の活用」をテーマに，評価業務とIR業務における，収集・分析の設計，データ収集及び指標の活用について，鳥取大学の事例を踏まえた講演が行われました。
引き続き，参加者が質問票・感想票に記入した多くの質問・感想に対して，両講師から一つひとつ丁寧に答える形で質疑応答が行われました。
学内研修会に参加した26人ほぼ全員から，両大学の取組の内容が良く理解できた，IRで扱う内容がイメージできた，内容は期待していたものであった，との感想があり，充実した研修会となりました。

ＩＲ学内研修会（附属図書館ライブラリーホール）

質問に答える嶌田准教授（左側）と大野准教授（右側）