12月11日(水)、木村泰子氏を講師にお招きして「子どもの事実から学校づくりを問い直す~君たちに熱く語る!! 教育の未来を一緒に考えてみませんか~」をテーマに講演会を行いました。
講演会では、来年から新任教師となる4年次生、現職教員の院生、そしてまだ社会に出るには少し余裕がある学生、教職員など、参加者総勢88名へそれぞれの心に響くお話をいただきました。
参加した学部生からは「これまでの学校の当たり前を変えていく必要があると思いました。未来の学校をつくるために考え続けたいと思いました」「『教育は、主語が先生であるが、主語を児童に変えませんか?』という部分が印象に残りました」「『合理的配慮を受けながら、合理的に排除されている子どもたち』という言葉に、ハッとさせられました。知識が増えるほど、自身が『分かった気』になっているのだと気がつきました」との感想が聞かれました。
現職教員の大学院生からは「学校現場では、一部の子どもたちが目に余るほど自由にふるまう事例に出会い、もやもやすることがあります。この講演で、どのような気持ちで子どもに関わるべきなのかヒントが得られました」との感想がありました。
講演終了後も、木村先生を囲み約一時間、懇談が続きました。5限枠を使った講演は少し延長してしまいましたが、参加者全員が大いに満足したようでした。