兵庫教育大学では、平成18年度から「子どもフェスタin兵教」を開催しています。
今年度は、9月12日(金)「こども万博~コ博~」をテーマに、「第28回子どもフェスタin兵教」を開催しました。
「子どもフェスタ」は、兵庫県内の不登校の児童・生徒を大学に招き、学生と交流するイベントで、学生スタッフが企画から運営までを行います。
当日は、12団体の児童・生徒31名とその関係者34名、本学の学生スタッフ28名が集まりました。参加者は、用意された4つのパビリオン(アート・サイエンス・エクササイズ・リフレッシュ)を思い思いに楽しみました。
参加団体からは、「学生たちが前向きで、子どもたちへの声掛けなど好感が持てた」「スペースを有効に活用し手作り感がよく出ていて親しみが持てた」などのうれしい感想をいただきました。
ボランティアとして参加した学生からは、「この活動を通して、子どもの相手となって対話しながら、その子ども自身が自分を知れるような声かけをすることができました。また、そのためにはさまざまな経験ができる機会を設ける必要があると気づきました。これからの日常生活でこのことを意識して人と関わることで、自分の力にしていきたいです。」との感想がありました。
また、初めて実行委員として参加した学部1年次生からは、「はじめてのブース長で、全体をうまく引っ張っていけるか不安もありましたが、先輩方にたくさんのアドバイスをいただき、無事に当日を迎えることができました。この経験を通して、自分自身が成長できたと感じています。これからのボランティア活動でも、この学びをしっかりと生かしていきたいです。」と感想が聞かれました。