加西市・鶉野飛行場跡で、本学の学生たちが、校外学習などで訪れる子どもたちへのボランティアガイドとしてデビューを果たしました。
今年3月に加西市観光協会主催のボランティアガイドの募集から、「兵教初」のガイド1期生が誕生し、勉強会やベテランガイドさんとの研修を経て、この秋ついに本番へ!
「巨大防空壕」を案内した大学院1年次生は、「自分が実際に体験していない出来事を、子どもの心に響くように伝えることの難しさを感じました。」と、ガイドとしての難しさとやりがいを語ってくれました。
また、「対空機銃座」を担当した学部4年次生は、「アルバイト先で、特攻隊に行く予定だった方(現在99歳)のお話を聞いたのがきっかけでした。平和学習というと広島や長崎が注目されがちですが、兵庫県にもこうした歴史があることを伝えたいと思いました。実際にガイドをしてみると、子どもたちの反応が思った以上に良くて、とても楽しかったです!」と話してくれました。
二人とも落ち着いた口調で、初めてとは思えないほど堂々としたガイド姿でした。
この夏からは2期生もスタートし、勉強やガイド補助をがんばっています!
これからも地域の歴史を伝える学生ガイドたちの活躍に注目です。