チベット出身の音楽家で，コンサートや講演会，テレビのコメンテーターとして活躍されている，バイマーヤンジン氏を講師にお招きして，12月2日（水）に講演会を行いました。「日本とチベット，異文化を超えて」をテーマに実施し，学部学生・大学院学生及び教職員約50名（zoomでの参加者を含む）の参加がありました。
講演では，両親が字の読めないことで大変苦労したことから教育の大切さを知り，苦難の末大学に入学したが民族差別を受けたことや，日本が戦後，教育で国を立て直したことを知り，チベットに学校を10校つくった話などを，笑いも交えながら語られました。最後には，チベットの歌を生声で披露いただきました。
参加した学生からは「"教師は大変"という言葉を大学に入ってからよく聞きましたが，教師にはそれを超える良さがあると考えています。それが今回の講演を聞いて確かなものになりました。」「教育が人を育て，先生が世界を動かしていることや誰かのためになれば，自分も輝くという言葉が印象的でした。」などの感想がありました。参加者全員が大きな勇気と元気をいただいた講演会になりました。
 学長との記念撮影 |
学生スタッフによる受付 |
 チベット語で自分の名前を書く |
学生に問いかける場面も |
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チベットの歌を生で披露 |
参加者との記念撮影 |
