教育政策リーダーコース海外インターンシップをアメリカで実施しました
8月25日(日)から29日(木)の5日間の日程で、教職大学院教育政策リーダーコース10人(1年生9人、2年生1人)の大学院生が参加し、アメリカのヴァンダービルト大学ピーボディ校及びナッシュビル市内及び近郊の学校や教育委員会等において、教育政策トップリーダーインターンシップI(海外教育行政機関)を実施しました。
特に、最終日のラウンドテーブルでは、アメリカ(テネシー州)の教育長及び学校長と学生が、日米の教育システムの違いや課題について活発な議論を交わしました。
学生からは、「アメリカ(テネシー州)の教育システムについて深く知ることができた。教育長や学校長に対するサポート体制、及び評価基準が、明確なデータに基づき定められていることがよく分かった」、「両国の制度は異なるが、教育行政のリーダーとして現在日本が直面している教育課題を解決していくための参考となった」などの感想がありました。
シュー・クレイバンス教授による講義 | フリーダム中学校授業参観 |
ハリス・ヒルマン特別支援学校参観 | ポール・フレミング博士による講義 |
ソニア・スチュワート博士による講義 | ラウンドテーブルの様子 |
ラウンドテーブル後の集合写真 |
■研修内容について
日程 |
内容 |
講師等 |
1日目 |
午前:ヴァンダービルト大学ピーボディ校の紹介、及びアメリカの教育システムの概要についての講義 |
シュー・クレイバンス教授(ヴァンダービルト大学)、ポール・フレミング博士(同大学非常勤講師、兼TransformationalLeaders International CEO) |
午後:センテニアルパークと公園内のパルテノン博物館(文化研修) |
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2日目 |
午前①:テネシー州教育省とヴァンダービルト大学との研究連携の概要についての講義 |
エリン・オハラ先生(テネシー州教育研究協会(TERA)) |
午前②:学校長の育成システムについての講義 |
ハンク・スタッグス先生(学校長の育成アカデミー(GASL))、スーザン・バーンズ教授(ヴァンダービルト大学) |
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午後:フリーダム中学校(5~8年生)とジョンソン小学校(幼稚園~4年生)授業参観 |
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3日目 |
午前:「テネシー州の教師とリーダーの育成」をテーマにした講義 |
フレミング博士 |
午後:テネシー州の教育長の支援システムについての講義 |
デール・リンチ理事長を始めとするテネシー州教育長会(TOSS)スタッフ |
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4日目 |
午前:学校長を中心とした学校教員の育成方法をテーマにした講義 |
エレン・ゴールドリング教授(ヴァンダービルト大学) |
午後①:ハリス・ヒルマン特別支援学校授業参観 |
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午後②:マーティンプロフェッショナル開発センター(ナッシュビル市の教員研修センター)訪問 |
ソニア・スチュワート博士(同センター所長) |
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5日目 |
午前:日米の教育システムの違い、及び共通点についてのラウンドテーブル |
テネシー州内のクリス・マーザック教育長、ジョン・R・(ボビー)コックス教育長、及びサブリナ・G・マグラード学校長、ケビン・アームストロング学校長 |
午後:研修のまとめと今後の課題について |
クレイバンス教授、フレミング博士 |