地震合同訓練をとおした防災教育の効果と課題-ESDの視点から- 幼年教育・発達支援コース・教授 附属幼稚園・園長 横川 和章

研究計画・方法

【平成30年度】

研究は以下の工程で進める

1

 平成30年11月に3附属合同の地震を想定した訓練を実施する予定である。実施前には、当日の訓練工程計画の策定、必要な防災グッズの携行、室内の減災への課題について、山国地区で2~3回程度準備会議を実施する。5月、8月、10月に会議を実施予定である。研究代表者が議事を進行し、研究分担者が各校種毎に相談して資料を持ち寄る。

2

 11月6日の実施後、ビデオ収録した映像を持ち寄り、訓練での問題点、改善点を明らかにすると共に、今後の教育課程の中で防災教育としての重要な点について話し合いをもつ。2月上旬に実施する。合同訓練後の話合いを①のように実施し、各校種での教員にフィードバックする。

3

ESDの概念から自然のもつ恵みと脅威の両面からの教材開発の意味、兵庫県、神戸市の教材内容の分析等を実施し、本学の附属学校等の訓練マニュアルを作成し、今後、継続して実施する訓練に役立てる。

【主要設備との関連、経費】

各校施設等での防災グッズの点検と実施し、不足なものや賞味期限切れのものについて点検し、購入する。また、当日のビデオ収録は、既存のビデオを使用する。

Page Top