中・高生 探究の集い2022において、Classi賞を受賞しました!

 2022年12月17日(土)、関西学院大学上ヶ原キャンパスにおいて、中・高生による探究の集い2022が開催されました。兵庫教育大学附属中学校の科学部2年生の生田昊大さんが参加しました。全国から事前審査を合格した45校、約300名がコンテスト部門とオープン部門で、探究活動の成果を発表しました。コンテスト部門では、発表10分、質疑応答8分でプレゼンテーションを行いました。また、オープン部門では、発表10分、質疑応答5分でポスターセッションを行いました。生田さんは、「アクアポニックスとSDGs」というテーマで発表しました。当日の審査の結果、見事、特別賞(Classi賞)を受賞しました。
中学校に入学後に1年以上かけて科学部で取り組んできた水槽の整備を中心に、魚の養殖と植物の栽培を同時に行うアクアポニックスと現代の社会課題であるSDGsの「貧困をなくそう」と結び付けて探究した活動を発表しました。表彰式では審査委員代表で大阪大学の村上正行教授から「ろ過装置を試作品から量産化し、今後の普及につながる実験に取り組んでいます。興味のあることを世界の課題解決に向けて発展させています」と高く評価されました。
中・高生 探究の集いは、関西学院高等部主催、関西学院大学とClassiの後援で開催されました。総合司会は高校生が務めました。生徒交流会では、約30人ずつのグループで、「どのような将来が幸せなのか?」について話し合いました。参加した生田さんは、「県外の生徒とも仲良くなり、楽しかったです。」と喜んでいました。交流会後の片付けを自主的に行い、全国の仲間と共に主体性高めていました。
国際バカロレア候補校になった今、国際バカロレア認定校に向けて、めざす10の学習者像にある「探究する人」「挑戦する人」「信念をもって行動する人」などを目指して今後も取り組んでいきます。
探究の集いへの参加にいたるまでには、本校で総合的な学習の時間での取り組み、科学部の活動、兵庫教育大学の笠原恵先生からのご助言など多くの支援がありました。あらためて、探究活動の成果を発表するために応援してくださった皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。
2022年12月17日 中 高生 探究の集い2022.pdf
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