在学生からの大学生活短信
【大学生活短信】『現場で抱いた問いの答えを求めて』《髙橋 憲祐 さん》
髙橋 憲祐 さん大学院学校教育研究科 修士課程 |
私は大学卒業後、民間企業での勤務を経て小学校教員となりました。教員という仕事は、子どもたちの成長を間近で感じられる大きな魅力があります。一方で、11年間の教員生活の中で、教育現場の在り方に疑問や課題を感じることもありました。
特に私が課題として捉えていたのは、子どもたちの学習意欲です。小学生から高校生までを対象にしたある研究では、学年が上がるにつれて学習意欲が低下する傾向が示されています。現場でも、学ぶことを楽しんでいた子どもたちが、次第に受け身になっていく姿を目にしてきました。「子どもたちが主体的に学び続けるために、学校には何ができるのか。」その問いの答えを探すため、私は現場を離れ、大学院で学びを深める道を選びました。
現在、大学院でさまざまな自治体から派遣された現職教員やストレート学生と共に学んでいます。異なる経験や価値観に触れることで視野が広がり、多くの刺激を受けています。学べば学ぶほど自分の未熟さを痛感しますが、それ以上に新たな発見の喜びがあります。また、この挑戦を支えてくれている家族の存在にも深く感謝しています。
修了後は教育現場に戻り、大学院で得た知見を実践へとつなげたいと考えています。子どもたちが学ぶ楽しさを実感し、自ら学び続けようとする力を育める教育の実現に貢献するとともに、現場の先生方と協働しながら、より良い学校づくりに取り組んでいきたいと思います。