友嬉祭・展示(キュレーション)
今年の友嬉祭は、「Youth Place(ユースプレイス)」をテーマに開催されました。このテーマには、「生徒一人ひとりが安心して自分らしく表現できる場所」という思いが込められています。
友嬉祭では、生徒たちが日頃の学びや創作活動を通して、仲間と協力しながら社会へ向けて発信する場として、キュレーション活動に取り組みました。キュレーションとは、作品や情報を整理し、伝えたいメッセージに合わせて展示や構成を工夫する活動のことです。生徒たちは「どのようにすれば来場者に自分たちの想いが伝わるか」を考えながら、展示づくりに挑戦しました。また、本校が推進するSTEAM教育の学びも展示演出に取り入れられました。
各展示では、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Art(芸術)・Mathematics(数学)のどの領域と関わっているかを示すために、シンボルカラーやアイコンを使用。来場者は、生徒の学びの広がりを視覚的に直感的に理解でき、異なる領域の学びが互いに行き来し、深まっている様子も感じられました。さらに、スタンプラリーや投票などの参加型展示も実施され、来場者自身が展示を体験しながら楽しむことができました。
当日は、多くの生徒が仲間と協力して作り上げた展示をじっくり眺め、互いの作品を見て感想を伝え合う姿が印象的でした。
「Youth Place」というテーマの通り、友嬉祭は、生徒たちが自分らしく輝き、学びを共有できる温かい場となりました。







