2015年12月28日掲載
平成27年度後期展では、「道徳」教育の歴史、現在の副読本等指導資料の情報、
実践事例、「道徳」における多様な教授手法、今後の教科化へのスケジュールや現状との違い等、
今ある事実をそのまま展示しています。
しかしながら、教員を目指す学生や現場教員にとっては、
教科化に伴う諸課題、教科書や評価、各教科との関係等、
近い将来の、あるいは展示では扱いにくい事項こそを知りたいのではないでしょうか?
そこで、「道徳」の教科化に関して今後の動向、特に教科書はどうなるのか、
授業実践の面で指導案、さらに評価に関してはどうなるのか、どのようにすればいいのか、
学習指導要領に記されている、道徳科を要としつつ児童生徒の道徳性を養うために
各教科はどのようにあるべきなのか?などについて
本学教員及びフロアにより様々な観点から「道徳」の教科化が引き起こす課題を議論することで、
本学教職員、学生及び現場教員の理解を深めていきたいと思います。
ぜひ、ご参加下さい。
【シンポジウム】
「道徳」の行く先~「特別の教科 道徳(道徳科)」へ向けて~
総合司会:古川雅文(教育実践高度化専攻 生徒指導実践開発コース 教授)
【基調講演】
テーマ:「教科化によって道徳授業はどのように変わるのか-教科書は?評価は?そして授業の展開は?-」
講師:淀澤勝治(教育実践高度化専攻 生徒指導実践開発コース 准教授)
【パネルディスカッション】
テーマ:「『道徳』の教科化が引き起こす影響と対策を議論する-各教科との関係性は?-」
モデレーター:谷田増幸(教育実践高度化専攻 生徒指導実践開発コース 教授)
パネラー:冨永良喜(人間発達教育専攻 臨床心理学コース 教授)
堀江祐爾(教育内容・方法開発専攻 文化表現系教育コース 教授)
小坂美保(教育内容・方法開発専攻 行動開発系教育コース 助教)
原田智仁(教育実践高度化専攻 小学校教員養成特別コース 教授)
※詳細につきましては、1月上旬に発表致します。
【日時】
2016年2月11日(祝・木)
14:00~16:30(受付開始13:30~)
【会場】
兵庫教育大学 加東キャンパス 教育子午線ホール
【参加対象者】
学校教育関係者・研究者・学生
【参加費】
無料 ※要申し込み
【定員】
150名/当日参加可(空席有りの場合)