本学修了生の作品が第76回カンヌ国際映画祭に選出されました

　本学大学院特別支援教育専攻障害科学コースを平成29年３月に修了した、モンゴル人留学生SED AYUSHJAV BATKHISHIGさんがプロデューサーを務めた映画『If Only I Could Hibernate』がカンヌ国際映画祭の「ある視点公式部門（Un Certain Regard）」にノミネートされました。
　この映画は、モンゴルウランバートル市に住み、未来を実現するためによい教育を受けて努力する、物理学が得意な15歳の少年の物語です。大気汚染、アルコール依存症、家庭内暴力、児童虐待等現在直面する多くの課題が反映されたもので、インクルージョンと教育の平等性がテーマとなっています。同映画祭は５月16～27日にフランスで開催されます。
　本学としても大変喜ばしく、SEDさんの今後ますますのご活躍を祈念いたします。