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本学大学院芸術表現系教育コース3年の荒木めぐみさんが加東市文化賞(文化優秀賞)を受賞しました

3月1日(日)、本学大学院芸術表現系教育コース3年の荒木めぐみさんが、加東市文化賞(文化優秀賞)を受賞しました。
働きながら、本学大学院で彫塑や解剖学を意欲的に学び、第118回日本美術展覧会第三彫刻部門において入選(2年連続)を果たしたことが評価され、今回の受賞に至りました。

【荒木さん受賞コメント】
他県で心の病を患い、孤独な療養生活を続ける中、独学で始めたのが解剖学と彫塑でした。 未経験ながら美術への憧れを希望として生きるうちに、兵庫教育大学の前芝武史先生とのご縁を頂き、2024年度より同大学に入学、加東市に転入いたしました。 本格的に彫塑を学ぶ機会をいただき、制作の喜びと厳しさを、身をもって知り、 2024・2025年の日展において入選をいただいたこと、さらに加東市文化優秀賞まで賜われたことは、私にとって望外の幸福でした。 出会う方は暖かい方ばかりで、療養を続けながら、入学前は不可能だった勉強は勿論、就労までをも始めることができ、現在も継続しています。 この加東市、兵庫教育大学で学ぶことで芸術が生きる力であることを実感でき、感謝の気持ちでいっぱいです。 この喜びを糧に、今後も制作を続けて参ります。この度は本当にありがとうございました。

【本学大学院芸術表現系教育コース前芝武史教授(荒木さん指導教員)コメント】
日展(日本美術展覧会)は、明治時代より約120年の歴史のある展覧会であり、古くは文展(文部省美術展覧会)、帝展(帝国美術展覧会)と呼ばれた世界最大級の公募展で、毎年11月から東京・六本木の国立新美術館で開催されています。もともと絵が好きだった荒木さんですが、彫塑は全く経験がない状態でした。しかし彼女の造形学や解剖学習得の向上心と病に打ち勝とうとする克己心は目を見張るものがあり、二年に渡る努力の継続で、日々が確実に充実と明るさに向かっていることを大変うれしく思っています。作品も大変素晴らしく、特に昨年度、飛躍的な成長を遂げられ、私も大変驚いています。荒木さんの非常に真面目で、また朗らかな優しい性格を思えば、今後も更に勉強を深め、専門性を磨き、更に充実した毎日を送ってもらいたいです。また、指導者である前芝も含め、専門内であったとしても、誰にでも可能なことや困難なことはあります。学生それぞれの個性や役割、目標や目的を多角的に生かし、また相補完的機能を持つゼミ作り、授業づくりを行って行きたいと思います。

topics_20260508_1.jpg荒木めぐみさん(芸術表現系教育コース3年)

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