トピックス

第55回日彫展にて、本学大学院芸術表現系教育コース(美術)前芝武史教授が会員賞を受賞、本学学部学生・大学院修士課程学生・大学院博士課程学生3名が入選を果たしました

第55回日彫展(日本彫刻会展覧会)において、本学大学院芸術表現系教育コース(美術)前芝武史教授が会員賞を受賞しました。また、本学学校教育学部2年の大林勇輝さん、本学大学院芸術表現系教育コース(美術)3年の荒木めぐみさん、本学大学院博士課程教科教育実践学専攻1年の姜昊さんが入選を果たしました。
日彫展(日本彫刻会展覧会)は、作家精神の発表の場として同会の中心的な活動と位置づけられており、公募展として、美術、文化の活性化を図ることに加え、研究史の発行や、視覚障害者の方々への鑑賞支援など、芸術の普及を目的とした社会貢献にも尽力しています。

写真_前芝武史教授受賞前芝武史教授
会員賞受賞
写真_前芝武史教授作品前芝武史教授受賞作品
題名:沈下する感性
写真_前芝武史教授作品前芝武史教授受賞作品
題名:沈下する感性

写真_姜さん作品姜さん入選作品
題名:残
写真_荒木さん作品荒木さん入選作品
題名:SHINTEN
写真_大林さん作品大林さん入選作品
題名:萌動
前芝武史教授のコメント

今回、非常に限られた時間の中にも関わらず、大作に挑み、脚に大きな負傷を負いながらも何とか出品できたことは、大変喜ばしいことでした。また、この様な身に余る大きな賞を頂けましたこと、大変有り難く、これからも、更なる努力を継続しなければと感じております。そして古き常識や慣習に囚われず、常に新進気鋭の貪欲な精神でもって工夫・新発想を重ね、最先端の教育研究を徹底的に追求し、芸術や科学の冷めやらぬ興奮を知る指導者、飽くなき探求心・尽きない興味をもった真の指導者・研究者の養成に邁進したいと思います。前芝も前職、筑波大学附属桐が丘特別支援学校の教員経験も合わせ(手の不自由な高校生への本格的デッサンや彫塑教育)、日本彫刻会の視覚障害を有する方々の鑑賞支援に20年以上に渡り携わっている他、本学の修了生を筑波大学附属視覚支援学校(教諭)に送り出しています。私の研究は、美術/彫塑・美術7解剖学ということになりますが、これは形態の基礎学であり、また本当に様々な方面に応用可能なファクターのある研究領域です。幼・小・中・高の現場での人間形成を目的とした教育は勿論のこと、美術教育は、超高次元のエリート教育の他、特別支援学校での教育や、STEAM教育等でも非常に有用な意味を持つものです。今後も更に精進致しますので、皆様方にはどうか今後ともご理解ご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

姜昊さん(大学院博士課程教科教育実践学専攻1年)のコメント

「残」には、残念、残り、名残など、さまざまな意味を込めています。
制作を通して、自分の中にはまだ形にできていない感情や思いが多く残っていると感じました。
未完成だからこそ残る感覚を表現した作品です。

荒木めぐみさん(大学院芸術表現系教育コース3年)のコメント

私が美術解剖学を学ぶ際、よく目にしたのは「直立し、腕を下ろした図」です。
しかしながら、人間の体は1枚の図では想像できないほど柔軟です。
腕を高く上げれば鎖骨は大きく上がり、さらに首を傾ければ耳と三角筋がそっと寄り添います。
日常的に行う仕草の中に、無限に存在する美しさを感じ、表現するために、今後も精進して参ります。

大林勇輝さん(学校教育学部2年)のコメント

このたびは日彫展に初入選することができ、大変光栄に思います。
本展覧会では、さまざまな具象彫刻の表現や作家の思いに触れることができ、多くのことを学ばせていただきました。
また、大変貴重な経験をさせていただけたことに感謝しております。
今回の制作と展覧会を通して得た気づきや学びを糧に、さらなる高みを目指して今後も制作に励んでまいります。

前芝教授の作品は地方展でご覧いただけます。

【第55回日彫展地方展のスケジュール】
■第55回 日彫北陸展
会期:2026年5月28日(木)から6月1日(月)まで
会場:富山市民プラザ(富山県富山市大手町6-14)
■第55回 日展東海展
会期:2026年7月28日(火)から8月2日(日)
会場:愛知県美術館8階ギャラリー(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2)


第55回日彫展

share

  • X logo
  • Facebook logo
  • LINE logo