資料の機能を組み込んだ社会科教科書モデルの開発-小学校産業学習「水産業」の授業分析をとおして- 理事・副学長 米田 豊

研究の概要

 2020年度から完全実施される小学校学習指導要領【社会】において,子どもの資質・能力の育成がより一層求められている。その中核に位置付く能力が「思考力・判断力・表現力」である。小学校社会科教育において,その能力を育成するためには,実践者による授業内容の質の向上が不可欠である。授業は主たる教材である教科書を活用して展開されているため,よりよい授業づくりをするためには,教科書内容を検討する必要がある。そのために,教科書内容を検討する際,授業で活用されている資料に着目し,分析する必要がある。 そこで,本研究では,社会科教育の研究者と実践者,教育委員会,研究会と連携して,次に示す5点に取り組む。

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