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小学校教員養成特別コースは,教育実践力と魅力ある先生を育てます。

FAQ2年間で小学校教員専修免許状が取得できます!!

サポート情報(FAQ)

Q1.3年制コースと2年制コースのカリキュラムの違いは何ですか?

  A1.教育実践力と魅力のある小学校教員を育てるという点では,どちらも同じです。
     3年制コースは,小学校の教員免許状をお持ちでない方,2年制コースは,小学校の教員免許状をすでに取得
    されている方のコースです。3年制コースの方は,主に1年目に学部生と一緒に小学校教員第1種免許状を取得
    するための授業があります。2年制コースの方は,これらの授業がないので,1年短く修了できるのです。
    また,3年制コースの方でも,中学校や高等学校の免許状を取得されている方は,そうでない方よりも1年目で
    受講する授業も少なくなります。

Q2.小学校の教員免許にはどんな種類があるのですか?
     小学校教員養成
特別コースでは,どんな免許状が取得できるのですか?

  A2.小学校教諭の普通免許状には次の三つがあります。
     ・専修免許状(大学院修士課程修了程度)
     ・第一種免許状(大学卒業程度)
      ・第二種免許状(短期大学卒業程度)
     本学教職大学院では,教員免許に必要な学部の単位を取得し教育実習を行えば,第一種免許状が取得でき,
    さらに,2年次終了時には専修免許状も取得できます。2年次終了時で退学されて就職される方もいます。
    3年修了される方との違いは,2年で退学されると学位は取得できませんが,3年修了されると教職修士という
    学位取得ができるところです。2年で退学されても,小学校教諭の第一種免許状と専修免許状は取得できます。

Q3.小学校だけでなく中学や高校の教員免許ももっていないのですが,大丈夫ですか?

A3.教員免許を持っていなくても心配はいりません。本コースは,そういう人たちのためにつくられたコースで
   す。教育への情熱と,教員になろうという意欲のある人を,私たちは歓迎します。

Q4.免許状の種類のちがいによって,教員になってから何か差が出るのですか?

A4.高等学校で管理職になろうとすれば,専修免許状が必要ですが,小・中学校の場合,現状では特に差はあり
   ません。ただ,将来はわかりませんから,少しでも上級の免許状をもっていて損にはなりません。

Q5.他の教員養成系国立大学の大学院にある教員養成プログラムとの違いは何ですか?

A5.どちらも3年制コースであるという点は同じです。学ぶ環境が,まったく違います。
   学生をサポートする体制が全学をあげて取り組んでいます。本学のコースで学んで教員なれない学生は,
   ほとんどいません。自信をもって入学をお薦めします。

Q6.大学院の修了年限は,通常2年ですが,3年間かけるのはなぜですか?

A6.教職大学院のねらいは,ただ教員免許状を取得するだけでなく,即戦力として現場で活躍できる教員の育成
   をめざしています。だから,それにふさわしいカリキュラムと教育内容を準備しています。
   みなさんご承知のとおり,現在の学校現場は多様な問題を抱えていますから,本物の実力のある教員が何よ
   り求められているのです。そのために,単なる座学に終わらないための多様な工夫をしています。

Q7.即戦力としての教員を育成するカリキュラムの工夫とばどんなことですか?

A7.詳細は,本学ホームページの「教職大学院設置計画案内」をご覧ください。
   ただ,一言でいえば講義科目が少なく,演習や実習科目が多いことです。
   修了単位数50単位のうち14単位(3割弱)が,実際に学校現場に出向いて研究する実習科目からなって
   います。本学では,そのために多数の兵庫県下の小学校と連携協力の協定を結んでいます。

Q8.教職大学院では,修士論文を書かなくてもよいと聞きましたが,本当ですか?

A8.本当です。
   一般の大学院や,他大学の教員養成プログラムでは修士論文を提出して合格しないと修了できませんが,本
   学を含めて教職大学院では修士論文を課しません。それに代えて,学校現場での実践課題に取り組む研究を
   重視します。修士論文は一人で文献を読み調査しても書けますが,教職大学院ではあくまで学生が研究課題
   をもって学校(連携協力校)に1年間通いながら,メンターと称する指導教員の先生と一緒に研究する中で
   課題解決を図ることを目指しています。無論,その途中で中間報告会も開きますし,最終報告会で成果を発
   表してもらいますが,理論だけでなく実践を重視するところに教職大学院の大きな特色があるのです。

Q9.入試方法について,教えてください。

A9.筆記試験(小論文と教養試験)と口述試験(面接)からなります。ただ,現在,新型コロナウイルス感染拡  大の影響もあって,当面はオンライン(Zoom等の活用)で口述試験(オンライン面接)のみで実施します。

Q10.試験の具体的な内容と方法について,可能な範囲で教えてください。

A10.対面で行う口述試験は,4~5人の集団面接を実施します。
   オンラインによる口述試験の場合は,全員,個別面接を実施します。 
   日頃から学校の現状や教育問題について新聞や雑誌を読むなどして,最新の情報を得るとともに,それに対
   する多様な見方や考え方に触れておくことが大切です。ただ,小学校教員になりたいという強い思いを述べ   ていただければだいじょうぶです。
   筆記試験の場合は,小論文と教養試験を合わせて90分で行います。小論文では,基本的な読解力と論理的
   な文章構成力を評価します。ただの作文ではなく,小なりといえども論文を書いていただきますので,筋道
   の通った文章を書くことが大切です。また,教養試験では,国語・社会・数学・理科の4教科の知識理解を
   問います。義務教育卒業程度の学力,あるいは高校入試問題程度の学力を想定したテスト問題です。

Q11.入試が不安です。どんな勉強をしたらよいですか?

A11.誰でも試験は不安ですね。とはいえ,人によって不安の解消法も勉強法もちがうでしょうから,あくまで一
   つの参考意見として読んでください。口述試験や小論文では,できるだけ常套句的な表現や常識的な見方は
   避けた方がいいですね。仮に自分の意見が常識的な見方と変わらないとしても,自分なりの具体的な経験を
   踏まえていると,ぐっと説得力が出てきます。自分の人生を振り返り,他人に誇れる経験や得意な分野を見
   直しておくと,どこかで使えると思います。また,論理的な文章は一朝一夕には書けませんので,普段から
   新聞の論説などを読み,要点を簡潔にまとめてみるのもいい勉強になるかもしれませんね。みなさんが一番
   不安なのは,たぶん教養試験でしょう。
   でも,本学の受験のために勉強しなければと考えると暗くなりますが,どうせ小学校の教員になればどの教
   科も教えなければなりません。小学校の内容といっても,それを他人にわかるように教えるには,少なくと
   も義務教育課程卒業程度の知識が必要なことは,みなさんの家庭教師等の経験からもわかるはずです。
   それに,教員採用試験に合格するためにも,それらの知識は不可欠ですから,小学校教員をめざそうとする
   なら,今のうちから少しずつ勉強しておいて損はないと思います。がんばってください。

    

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小学校教員養成特別コース

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