本文へスキップ

小学校教員養成特別コースは,教育実践力と魅力ある先生を育てます。

教育実践力と魅力ある先生を育てます

修了生の声


志村幸哉先生 神奈川県相模原市立淵野辺東小学校教諭(平成30年3月修了)

 今年度から相模原市の小学校で,第4学年の担任として働いています。現場に出て2か月と少し経ちましたが,未熟な自分を痛感させられる毎日を過ごしています。しんどい日々ですが,大学院生活での経験が精神的な支柱となっています。小コースの先生方から学んだ教材研究や授業づくりの方法。成長を支えてくださった教育実習総合センターの先生方の寄り添う姿勢。実習で出会った先生方の児童理解の姿勢や学級経営術。大学院生活での素晴らしい先生方との出会いは,今の私が教師としてどう進むかを悩んだ時の指針となっています。
 また,現場に出て実感したのですが,教師は仕事量が膨大です。教材研究や授業見学,本を読む時間などを捻出することは難しいです。後輩の皆さん,貴重な院生生活を無駄にせず,有意義な時間にしてください。もちろん,コースの仲間との時間も大切にしてください。同じ志をもった仲間がいることは一生の心の支えになると思います。
 教師は,責任が重くしんどい仕事だと思います。しかし,子どもの笑顔や成長した姿を見る喜びは何ものにも代え難いものです。人の成長に寄り添いたいと願う志をもつ者同士,一緒にがんばりましょう。一足先に現場で待っています。



森高大樹先生 広島県東広島市立西条小学校教諭(平成28年3月修了)

 「4年2組森高学級」という教室掲示を見るたびに,夢に見た小学校教員として今,現場に立っているのだと身が引き締まります。4月からの怒涛の3カ月が過ぎ,無事に夏休みを迎えることができ,少しホッと一息ついているところです。4年生39名の担任として,周りの助けに感謝しながら新鮮で刺激的な日々を過ごしています。
 実地研究やインターンシップで経験したことは,教師の仕事のほんの一部分だったこと,まるごと児童を預かる大変さを改めて痛感しています。そして,実地研究で専門教科の教材研究を深く,じっくりできたことが本当に幸せな時間だったと,今つくづくと感じます。

 うまくいかないこともありますが,教員となりうれしく感じたことは,勉強が苦手でいつも「わからない。」「やりたくない。」といっていた子どもが,算数の図形の学習で「わかった!」「もっとやりたい。」と笑顔で言ったことです。子どもの成長,変革を目の前で感じるとき,教師のやりがいを感じます。子どもとの関係づくりや子ども同士の集団づくりに悩むこともあり,毎日が真剣勝負の日々です。「一隅を照らす」校長先生から教えて頂いた言葉です。どの子にも光を当てて,一人一人を輝かせられるよう今後も全力を尽くしていきたいと思います。これから教員を目指すみなさん,様々な子どもと積極的に関わり,子どもを「みる目」を養ってください。みなさんのことを待っている子どものために,二度とない日々を仲間と共に大切に過ごしてください。






山本嘉紀先生 京都府京都市立桂川小学校教諭(平成28年3月修了)

私が小学校教員として現場に出てから,2か月が経ちました。
1年生の担任をしている中で,力の至らなさを痛感する場面にたくさん出会います。
例えば,「教科書を出します。」と指示しても,行動が遅かったり,違ったりする児童がいます。
私は,「短い言葉で,一時に一事を指示したのに・・・」と不満を感じ,責任を児童に転嫁している時期がありました。恥ずかしい間違いです。
その児童は,私以上に,学校生活の中で困りを感じています。
責任は私自身にあります。そこで,私はその児童と目を合わせてから全体に指示をするように変え,児童自身が困りを感じることが少なくなるように工夫をしました。
今は,毎日,ノートに成果と課題を記入し,次の日を少しでも変容して迎えられるように努力しています。児童と共に私自身が変容していくことに強く喜びを感じています。
後輩のみなさん,ぜひ,希望に胸を膨らませて,今できることに全力で取り組んでください。
                


坂本真理子先生 兵庫県播磨町立播磨西小学校教諭(平成28年3月修了)

この4月から教壇に立ち,はや2か月。
参観日,遠足,家庭訪問,校外学習と息をつく間もないくらい忙しくも楽しい日々を過ごしています。忙しさの中でも楽しさを感じられるのは,子どもの笑顔に囲まれていることもありますが,実地研究やインターンシップでの経験があったからだと感じています。
実習での辛かったこと,嬉しかったこと,そのすべてが糧となり,励みになっています。
改めて今,教員として一番大切だと思うことは,子どもを理解する力です。
忙しくしていると,余裕がなくなり,ついつい叱ることが多くなってしまいます。
子どもの思いを大切にしていない指導といえます。
子どもの行動の裏にある思いを汲み取り指導につなげていくことが大切です。
これから教員を目指すみなさん,実地研究やインターンシップで積極的に子どもたちとかかわり,現場で即必要となる力を蓄えていってください。教員採用試験でもその力は活かされるはずです。


戻る

バナースペース

小学校教員養成特別コース

〒673-1494
兵庫県加東市下久米942-1

TEL 0795-44-2306
FAX 0795-44-2306
E-mail:elehyogo@hyogo-u.ac.jp

eポートフォリオ