反転授業でのデジタルコンテンツづくりを始めとして、さまざまなアクティブ・ラーニング(AL)型授業づくりとその授業実践 教育方法・内容開発専攻 認識形成系教育コース・教授 吉岡 秀文

研究の概要

 教師が生徒に対して「知識を教えこむ」従来型の授業ではなくて、アクティブ・ラーニング(AL)型の授業をおこなうことで、生徒の思考力や主体性を育成させようとする授業の取り組みは、現在初等中等教育でも強力に推進され始めている。そこで、本学のような教員養成大学では、学生が現場に出た時に、それが実践できるように大学の教育の中で、そういう力を育てることがとても必要であると考える。

 AL型の授業の中でも、まず「完全習得型」の反転授業から取り組みを始める。そのためには予習用に使うデジタルコンテンツの利用を考える。既存のデジタルコンテンツは必ずしも、教育現場で使いやすいものではないので、できるだけ汎用性を持った教育現場でのニーズに沿ったものにグレイドアップものを作成し、大学の講義で使うだけではなくて、実際の学校現場でも実践的に使うことを目指す。同時に、受講する学生が教育現場に出た時に、自らも実践できるような力も育てることも目標とする。

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