研究の進め方

長期リフレクション

入学時・修了時に実施します。《学びの履歴図》を用いて教師のとしての自らの成長の足跡をひもとき、院での研究の意味を自覚します。

「学びの履歴図」によるあなたの授業力成長の俯瞰

長期リフレクションは入学時と修了時に行い、自身の立ち位置を確かめながら、あなたにとっての研究課題の意味を捉えていきます。

 長期リフレクションは、意味をもつ日々の実践課題をどうして研究課題として取り上げるに至ったのかを省察します。教師としての歩みを振り返り、問題がなぜ発露したのかを問い直すことになりますので、入職された時から、現在に至るスパンがリフレクションの対象となります。
 「長期リフレクション」は主に学びの履歴図を用いて、院生、コース教員が協働して実践します。過去から現在にかかわる成長の物語から課題と授業実践との繋がりや連続性・関係性を同定します。およそ半期ごとの学びの発表会を目安として更新し、過去の実践を都度振り返り、どのような学修の成果、課題が新たに加わったのかを可視化していきます。