教員紹介

教授 石野 秀明

大学院「子どもの生活と心理」、学部「保育の心理学」「障害児保育論」などを担当。専門は発達心理学で、乳幼児期を中心に子どもの自己の発達について研究をしています。最近は、「ごっこ遊びにおける現実と虚構の経験」や「子どもと子育てに関わる人々の幸福感」に関心があります。現実と虚構が交錯する多層的な世界の中で、子どもが主体的かつ創造的に生きていく過程や、子育てや保育に関わる人々が幸福を実感できるために必要な条件を、心理学的に解明したいと考えています。

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准教授 飯野 祐樹

大学院「子どもの生活と教育」、学部「保育者論」などを担当。「保育の質評価」を専門とし、教育学の観点から「保育者の振り返り(省察)」、「保育記録の作成」、「幼児教育・保育の国際比較」等のテーマで研究を進めています。中でも、ニュージーランドの保育については強い関心を寄せています。幼児教育・保育の国際マップから浮かび上がる日本の保育文化の特性に加え、そこから紡ぎだされる新たな視点、さらには、日本の保育文化が世界に発信できる実践や評価観について考えていければと思っています。

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准教授 茶谷 智之

大学院「子どもの生活と福祉」、学部「幼児と人間関係」などを担当。専門は子ども家庭福祉、文化人類学で、子どもや子育て家庭の福祉について日本やインドをフィールドに研究しています。特に格差や貧困、差別の問題を抱える子どもや養育者たちの生活に密着し、それらの人びとの考え方やものの見方を学ぶことで、現代社会で当たり前と考えられている子ども・子育て支援の思想や価値観、制度や人間関係のあり方について考え直しています。

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准教授 門脇 早聴子

大学院「幼児の生活と表現」、学部「保育内容表現論」、「保育内容開発論」などを担当。主に、リズム教育におけるカスタネットの役割、幼小連続した音楽活動の在り方、幼児教育における身体表現の意義について研究しています。言語活動が発展途上にある幼児期の子どもは、多くのことを身体で感じ、様々な方法で思いを伝えたり対話したりします。幼児の感性、表現する力、創造性豊かな表現の可能性について探っていきたいと思います。

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講師 水落 洋志

大学院「幼児の生活と健康」、学部「幼児と健康」、「子どもの保健」などを担当。「保育者の熟達化」、「乳幼児の運動発達」等のテーマで研究を進めております。特に、「保育者の熟達化」について、可視化するために「眼球運動」などの生理指標を測定し、研究しています。また、可視化されたデータを参考に、科学的根拠に基づいた「保育者の気づきを高める研修プログラム」等の開発(オンラインシステムやVR(virtual reality)なども利用)も行っております。保育者の経験知や暗黙知を可視化し、社会的地位向上及び幼児教育・保育の質の担保に貢献できればと思っております。

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