2025年03月03日(月) 院生リレーコラム

#012. 先輩方の成果発表会を見て感じたこと (2024年入学・中村 早希)

兵庫教育大学に入学してもうすぐ1年が経とうとしています。

M1の間は、毎日授業や院生仲間とのおしゃべり(真面目な話から遊びの話まで),私の場合は仕事なども含めて,毎日目まぐるしく日々が過ぎていきました。

そんな私は教育コミュニケーションコースの係として,「研修係」をやっております。

コースで行われる自分の研究についての発表の場である「修士論文中間発表会」や「修士論文成果発表会」などの会の準備や進行(司会など)をする人の1人です。

先週の2月24日(月)はM2の先輩方の成果発表会がありました。

はじめに,初めて行く会場ということから参加者全員でWi-Fiのパスワードの確認と設定に悪戦苦闘するところから始まったのですが,その後は研修係だけでなくM1の仲間たち,発表者であるM2の先輩たちまでもが会場の準備を手伝ってくださり無事スタートを切れました(協力してくださった皆さんに感謝!)。

先輩たちはどんな発表するのかな?というワクワクと,(個人的には)司会進行ちゃんとできるだろうか…というドキドキで始まったのですが,先輩たちの発表を聞いているうちに次第に心がほぐれていくのを感じました。というのも,先輩たち全員,とてもスッキリしたような,それでいてこれまで経験した大変だったことや,苦労も,今ではそれがとてもかけがえのない“思い出”として受け入れているように感じたからです。「あの時の大変だったことも今では笑い話」のように変えてお話ししている姿,「大変だったけど、あの時間が必要だった」と力強く話している姿を見て,1年後私もこうやって「大変だったけどやってよかった!」と楽しく話すことができたらいいなと思いました。

会終了後は懇親会がありました。先生方や先輩方と色々お話ししながらご飯を食べて(お酒も飲んで),気づけばいろんなところから笑い声が聞こえてきて、とてもあたたかな雰囲気の中での懇親会となりました。会終了後,ささやかではありますが今年度で退職される黒岩先生にM1とゼミ生から花束とお手紙を送らせていただきました。

黒岩ゼミである私にとって黒岩先生との別れは寂しいですが,黒岩先生から頂いたアドバイスを忘れずに,来年自分も先輩たちのような研究発表ができるように頑張りたいと思います!!