1. 院生リレーコラム
#015. 履き替えるか、履き替えないか問題 (2024年入学・中西 覚)
私は、関東地方のとある県出身で、令和6年4月にこちらに入学しました。兵庫教育大学は兵庫県加東市と神戸市にキャンパスを構えていますが、昼間コースに所属する私は、基本的に加東キャンパスで授業を受けるため、加東キャンパス内の学生単身寮を借りて大学に通っています。自然豊かな加東市にあって、私にとって車は欠かせない存在です。多くの皆さんも車で通学をしていますが、冬場に問題になるのが、加東市に雪は降るのか、スタッドレスに履き替えた方がよいのか問題です。
兵教大出身の院生に伺ったところ、「雪は年2回降るくらいで、交通機関に影響が出た場合には、休講や振り替えになるので、履き替えなくても支障はない。」ということでしたので、今年はスタッドレスに履き替えませんでした。履き替えようとした場合、スタッドレスタイヤは関東の地にあるため、往復1200キロを自走するか、タイヤを送るか、タイヤを買うかしなければならないため、悩んだ末の決断でした。(年末年始で履き替えようと思っていたのですが、事情で帰省できなかったのもあって履き替えられませんでした。)
結論を言うと、ギリギリ耐えられるかもしれませんが、履き替えないという選択はオススメしません。たしかに通学で来られている方いわく、「大学にたどりつけないかもしれないというピンチを迎えたのは2回だった。」とのことなので、「雪は年2回」に誤りありませんでしたが、今年の加東キャンパスは、ピンチにならない程度の雪がちょろっと、ちょくちょく降りました。そして、寮の前の坂は凍っていました。入寮される方は、脱出不可能になり、食糧難に陥る可能性があるので、危険です。
以上、履き替えるか履き替えないか問題でしたが、雪が降るか降らないかでソワソワするのも嫌なので、今年は必ず履き替えようと思います。
※写真は、2月7日に寮の前で撮影したものです。毎年かはわかりませんが、今年はこのくらいの雪でした。

2025.04.25 | #015. 履き替えるか、履き替えないか問題 (2024年入学・中西 覚) |
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3. 時間割の組み方の例
「私は、「教育とは何か」「教員と子どもの関係」などをキーワードに時間割を組みました。「教育の歴史と教育理論の展開」では、近代化としての学校教育を捉え直し、学校制度や学校文化を考え、現代の学校教育において何が問題なのかと問い直すことができました。また、「子どもの発達と学校の関わり」や「かかわりの発達心理学」では、子どもの成長や学びを発達の側面から捉えることができました。現在、日本では学校改革の必要性が叫ばれていますが、学校教育で今まで当たり前として捉えていたことを、講義の中で先生や他の院生と共に対話を通して考え、さまざまな側面から学校教育を見ることで、何が問題なのかをもう一度問い直す機会となるのが、大学院での学びだと思います。」(『2025大学院案内』より転載)
