1. 院生リレーコラム
#028. 楽しいからがんばれる (2025年入学・2025年入学・毎床 愛美)
「仕事と学校、どうやって両立してるの?」教育コミュニケーションコースのフレックスクラスに入学して、この1年で何度もそう聞かれてきました。「すごいね、わたしには無理そう」と言われることも少なくありません。
たしかに、昨今は「リカレント教育」という言葉も広がってきましたが、社会人大学院生という存在はまだまだ一般的とは言えないのかもしれません。どこか特別な人のように見られることもあります。
でも実際は、そんなことはありません。わたしも、まわりの仲間も、仕事の合間を縫って授業に出て、ときには本当に大変な思いをしながら論文執筆を進めています。幸いにも先生方が仕事との両立にとても理解のある方ばかりで、本当に助けられています。
色々と大変なことも多い毎日ですが、それでもがんばれるのは、ひとえに楽しいからです。
現場でのちょっとしたもやもやが、授業を通して解消される。反対に、授業でしっくりこなかったことが、現場での実践の中で突然つながる瞬間がある。昨日学んだことが今日の仕事で役に立つこともある。これは、現場に立ちながら学ぶからこその楽しさだと感じています。
十数年前、授業を遅刻・欠席ばかりして再履修を繰り返していたダメダメ学部生だったわたしが、まさか毎晩仕事のあとに学校へ通い、論文を書くことになるとは。当時の自分が見たら驚くでしょう。
今は修士論文が少し形になってきたので、学会でのポスター発表に向けて準備中です。これもまた大変ですが、やっぱり楽しいです。
充実した楽しい毎日を送らせてくれている家族、先生方、そして一緒に学ぶ仲間に、心から感謝する日々です。
入学直後に先生方や同期の前で研究テーマを発表した際の資料。
読み返すと恥ずかしいクオリティですが、それも良い思い出です。
3. 時間割の組み方の例
「私は、「教育とは何か」「教員と子どもの関係」などをキーワードに時間割を組みました。「教育の歴史と教育理論の展開」では、近代化としての学校教育を捉え直し、学校制度や学校文化を考え、現代の学校教育において何が問題なのかと問い直すことができました。また、「子どもの発達と学校の関わり」や「かかわりの発達心理学」では、子どもの成長や学びを発達の側面から捉えることができました。現在、日本では学校改革の必要性が叫ばれていますが、学校教育で今まで当たり前として捉えていたことを、講義の中で先生や他の院生と共に対話を通して考え、さまざまな側面から学校教育を見ることで、何が問題なのかをもう一度問い直す機会となるのが、大学院での学びだと思います。」(『2025大学院案内』より転載)