1. 院生リレーコラム
#031. 大学生の特権を使い倒す (2026年入学・石原 英幸)
大学生の特権といえば、学割が効くこと。私は美術館が好きでよく行く。
最初は、「大学生です」と受付で言うのにどきどきした。
「おじさん、ほんとうに大学生ですか?」
と疑われるのが恥ずかしくて。
教師から大学生に戻り、5ヶ月あまり。
今ではすっかり、「大学生です」と言うことにも慣れた。
受付で怪しまれることもない。
自分はまだ大学生でいけるのか?
と密かに勘違いしている。
(単に学生証のおかげだが)
教師という属性から一時の解放。
現場にいた頃は、あらゆる規範に囚われていたと改めて気づき、反省することも多い今日この頃。
規範を疑うことよりも、規範に順応することが多忙な現場での生存戦略だった。
時間を切り詰めて生きていたときにはできなかった
自分自身の教師像や教育像の脱構築
に今なら落ち着いて挑むことができる。
これが大学生の最大の特権かもしれない。

兵庫県豊岡市 東井義雄先生生誕の地を訪ねて
3. 時間割の組み方の例
「教員として充実した日々を過ごす中で、変化の激しいこれからの社会や教育の在り方に対し、現場経験だけでは答えが出せない「問い」を抱くようになりました。そこで一度立ち止まり、俯瞰的な視座を獲得するために本学での学びを決意しました。本コースでは、哲学や社会学、心理学といった学問領域から教育事象を捉え直し、研究を深めています。さらに、特別支援教育の講義も受講することで、より多面的なアプローチが可能になりました。立場の異なる院生たちとの議論は、毎日に新鮮な気付きをもたらしてくれます。学びたいと思った時が新たな一歩目であり、多様な選択肢から自らの問いを探究できる環境が、ここにはあります。」(『2027大学院案内』より転載)