1. 院生リレーコラム

#016. 一年の大学院生活の感想 (2024年入学・時 尚)

私のクラスメートは、日本の学校の先生です。彼らは普段の授業でのディスカッションや授業後の活動の中で、私たち留学生をとても気遣ってくれます。私の話を根気よく聞いてくれ、助けてくれるだけでなく、一緒に外へ遊びに連れて行ってくれます。本当に感謝しています。

そして、私たちは授業が週の2日間に集中しているので、留学生のみなが大阪と神戸に住むことにしました。生活はとても便利ですが、スクールバスに間に合わないことがあるのも悩みですね。

最近、第1回修論の中間発表を準備しています。修論の対象や内容はまだ完全には確定していませんが、大まかな研究方向は私がずっと研究したいと思っていた女性教育史に関するものになるはずです。修士の最後の一年にもっと努力して修士論文を完成して順調に修了したいです。また将来、機会があれば、日本で博士課程を続けたいと思います。

2025.05.30 #016. 00后勇闯兵教大学院一年 (2024年入学・時 尚)
2025.04.25 #015. 履き替えるか、履き替えないか問題 (2024年入学・中西 覚)
2025.04.11 #014. 現職教員×大学院生活=SCHOOLデトックス (2024年入学・松澤 千尋)
2025.03.08 #013. 留学生の兵教生活 (2024年入学・盧 雨佳)
2025.03.03 #012. 先輩方の成果発表会を見て感じたこと (2024年入学・中村 早希)
2025.02.19 #011. M2 1月の様子 (2023年入学・遠藤 直也)
2025.01.31 #010. 中間玲子先生の薫陶に寄せて (2018年入学・橋本 和也)
2024.10.18 #009. 院生の夏休み (2023年入学・岡田 翔太)
2024.07.17 #008. 留学⽣の国際交流 (2023年入学・張 靖舷)
2024.06.28 #007. 兵庫教育大学における昼食問題 (2023年入学・赤﨑 洋之)
2024.05.22 #006. 最近のわたし (2023年入学・近田 知富美)
2024.05.16 #005. 「教育コミュニケーション実践論」をふり返って (2023年入学・松崎 康祐)
2024.05.09 #004. 大学院わず。教師なう。 (2022年入学・切通 明樹)
2024.04.01 #003. 「当たり前」の境界あたりで (2022年入学・中山 義之)
2024.03.27 #002. 教コミ的“共生” (2022年入学・衛藤 裕)
2024.02.22 #001. キーワード検索第1位は… (2022年入学・綿貫 克洋)

3. 時間割の組み方の例

「私は、「教育とは何か」「教員と子どもの関係」などをキーワードに時間割を組みました。「教育の歴史と教育理論の展開」では、近代化としての学校教育を捉え直し、学校制度や学校文化を考え、現代の学校教育において何が問題なのかと問い直すことができました。また、「子どもの発達と学校の関わり」や「かかわりの発達心理学」では、子どもの成長や学びを発達の側面から捉えることができました。現在、日本では学校改革の必要性が叫ばれていますが、学校教育で今まで当たり前として捉えていたことを、講義の中で先生や他の院生と共に対話を通して考え、さまざまな側面から学校教育を見ることで、何が問題なのかをもう一度問い直す機会となるのが、大学院での学びだと思います。」(『2025大学院案内』より転載)

4. アーカイブ