1. 院生リレーコラム
#029. 初めまして、「教育学」! (2026年入学・榊 奈都子)
「人はなぜ学ぶのか?」ということに疑問を抱いたのが、今から10年ほど前です。そこから「自ら学び続ける人材の育成」を課題に大学院の門戸を叩きました。私は農学部出身で、教育学は教員免許取得のためにプラスαで学んだ程度です。今回、教育学の学び直しを希望し、教育コミュニケーションコースに所属しています。コースの授業は毎回刺激的で、「なるほど!そうだったのか!」と思うこともあれば「そうはいっても現場では…」と葛藤することもあります。あるいは、難解すぎて「う~ん…」と頭を悩ませることもしばしばです。そんな時には同じコースのメンバーで集まって議論をしています。(今年のM1(昼間)では現職の高等学校教員は私1人で、メンバーの校種も立場もバラバラです。背景も様々なM1メンバーですが、1人1人のキャラが際立っています。きっと、楽しいリレーコラムを繋いでいってくれることでしょう!)
この3か月で、初めて教育学の論文や戦前の図書を読むなど、現職の時には触れなかった文献に出会っています。また、他コースの方と教育談義に花を咲かせられることも、大学院ならではの学びだと感じています。これだけ学びに集中できる環境に本当に感謝するばかりです。直近の話題としては、6月22日(日)にM2以上の方の中間発表会がありました。テーマが幅広く「教育コミュニケーションコース」の懐の深さを感じました。その一方、「私にこれができるのか…?」と不安を覚えています。教育学に「初めまして!」と挨拶しつつ、その奥深さを追求したいと思います。

(写真:中間発表会場近くの鉄人28号&他コースの授業にも参加中)
3. 時間割の組み方の例
「教員として充実した日々を過ごす中で、変化の激しいこれからの社会や教育の在り方に対し、現場経験だけでは答えが出せない「問い」を抱くようになりました。そこで一度立ち止まり、俯瞰的な視座を獲得するために本学での学びを決意しました。本コースでは、哲学や社会学、心理学といった学問領域から教育事象を捉え直し、研究を深めています。さらに、特別支援教育の講義も受講することで、より多面的なアプローチが可能になりました。立場の異なる院生たちとの議論は、毎日に新鮮な気付きをもたらしてくれます。学びたいと思った時が新たな一歩目であり、多様な選択肢から自らの問いを探究できる環境が、ここにはあります。」(『2027大学院案内』より転載)