2026年3月4日(水) 院生リレーコラム

#026. 静かな町で見つけた日常と学び- (2025年入学・許 攸爍)

兵庫教育大学に入学してから、気がつけば一年が過ぎようとしています。新しい環境に戸惑いながら始まった大学院生活も、少しずつ日常の一部となりました。

私は大学のある加東市に住んでいます。大きな町ではありませんが、静かで落ち着いた時間が流れる場所です。最初の頃は土地勘もなく、買い物に行くにも道を確認しながら歩いていましたが、日々の生活の中でスーパーへ買い出しに行ったり、大学との往復を重ねたりするうちに、いつの間にか道にも慣れてきました。

ある日、気分転換に少し外へ出かけた際、光明寺の駐車場に立ち寄ることがありました。そこから思いがけずきれいな夜景を見ることができました。大都市の華やかな夜景とは違い、静かに広がる灯りを眺めていると、日本で生活している実感がふと湧いてきます。

大学院での生活は、授業やゼミ、発表準備などに追われる毎日ですが、ときどき「大学の外でも誰かと気軽に話せる場所があればいいな」と感じることがありました。ちょうどその頃、イオンにある国際交流センターを偶然知り、時に足を運ぶようになりました。そこでは地域に住む外国の方々や日本の方々が交流しており、違った形で人と出会い、会話をすることができる場所になりました。

振り返ってみると、教室での学びだけでなく、地域での小さな出会いや日常の経験もまた、自分にとっての学びの一部であったように感じています。新しい一年も、一歩ずつ前に進んでいければと思います。