活動内容
  • 活動の流れ説明
  • 当事業を進めるに当たり,専門的な検討を行う有識者会議,各調査項目について具体的な検討を行うワーキンググループを設置し,開催します。
    検討の流れとしては,兵庫教育大学内に設置する学内検討チーム(各ワーキンググループに内包される)において「原案(たたき台)」を作成し,これを元に各ワーキンググループで審議,検討のうえ追加・修正を行い,更にこれを有識者会議において専門的な見地から審議・検討を加えます。
 
  • メンバー構成


  • 本委託事業「今後の教職大学院におけるカリキュラムイメージに関する調査研究」 による取組の成果を成果報告書にまとめました。
    

 平成25年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業
「今後の教職大学院におけるカリキュラムイメージに関する調査研究」を受託し,全国25の教職大学院の力を結集し,更にデマンドサイドである教育委員会・学校現場関係者にも参画いただき,教職大学院における「学び続ける教員」を支えるカリキュラムイメージについて調査研究に取り組んで参りました。
 このたび,本委託事業による取組の成果を報告書にまとめました。
下記からダウンロードできます。

   全体版
 pdf  先導的大学改革推進委託事業「成果報告書」[2.37MB]

   分割版
 pdf  表紙~成果報告[1.37MB]
 pdf  アンケート調査[900KB]
 pdf  教職大学院訪問視察~裏表紙[1.22MB]

トピックス

  • 本委託事業成果報告会「『学び続ける教員』を支える今後の教職大学院のカリキュラムイメージを考える」を開催しました
  • 平成26年3月22日(土)、ホテルフロラシオン青山(東京都港区)において、本委託事業(テーマ:今後の教職大学院におけるカリキュラムイメージに関する調査研究)に係る成果報告会を開催しました。
    本委託事業では、今後の教職大学院における具体的かつ明確なカリキュラムの枠組みの方向性を提示するため,教職大学院の発展・拡充期におけるカリキュラムイメージに関し、専門的かつ具体的な研究を行ってきました。
    今回の成果報告会では、半年間に渡って、各ワーキンググループで検討されてきたカリキュラムイメージについて報告等が行われました。 報告会では、兵庫教育大学 加治佐哲也学長から開会挨拶が行われた後、事業の委託者である佐藤弘毅氏(文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室長)から、本事業の必要性や委託の経緯について説明が行われました。 引き続き、有識者会議及び共通5領域、学校経営コース、学習指導コース、生徒指導コースの各ワーキンググループの代表者から、事業の概要及びそれぞれのカリキュラムイメージについて報告が行われました。 その後、休憩を挟み、ワーキンググループ総括である米田豊教授の司会のもと、質疑応答が行われ、会場から、検討された研究成果に対して、カリキュラムの実効性や、大学の規模や所属する学生の質が異なる中でどのようにカリキュラムを構築し、運用していくのかなど、活発な意見交換が行われました。
    質疑応答終了後には、君塚剛氏(文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室室長補佐)より、全体の総括が行われ、最後に有識者会議の副議長である加賀勝研究科長(岡山大学大学院教育学研究科)から、多数のご参加に対し謝辞が述べられるとともに、「今回検討したカリキュラムイメージが、それぞれの教職大学院を特色あるものとしていくための一助となって欲しい」と期待を込められ、閉会しました。

  • 加治佐学長による開会挨拶

    佐藤室長による挨拶

    会場の様子①

    各教職大学院から提供していただいた、紹介資料他
  ●研究成果報告
     
有識者会議 福田光完議長による
全体の理念等の説明
 共通5領域の充実方策検討WG
 關浩和座長による報告
 学校経営コースカリキュラム検討WG
 竺沙知章座長による報告
     
 学習指導コースWG 黒岩督座長に
よる報告
  生徒指導コースカリキュラム検討
 WG 和井田清司座長による報告
 有識者会議 米田豊委員(WG総括)
 による研究成果報告の総括
  
 ●質疑応答
左から・・・司会:米田委員(WG総括)、有識者会議:福田議長、加賀副議長、共通5領域WG:關座長、学校経営コースWG:竺沙座長、淺野副座長、学習指導コースWG:黒岩座長、佐藤複座著、 生徒指導コースWG:新井副座長
     
 質疑応答①  質疑応答②  質疑応答③
     
 質疑応答④  質疑応答⑤  質疑応答⑥
     
 質疑応答⑦  質疑応答⑧  質疑応答⑨
     
 質疑応答⑩   君塚室長補佐による全体総括  加賀副議長による閉会挨拶

各ワーキンググループ報告PPT資料(pdf)

pdf 共通5領域の充実方策検討ワーキンググループ 關座長報告PPT資料 [1.84MB]
pdf 学習指導コースカリキュラム検討ワーキンググループ 黒岩座長報告PPT資料[ KB]
pdf 生徒指導コースカリキュラム検討ワーキンググループ 和井田座長報告PPT資料 [374KB]

※ 学校経営コースカリキュラム検討ワーキンググループの報告では、PPT資料の使用はなし

来場者からの主な御意見

 (1)特に興味を持たれた点、参考になった点など、ご記入ください。
 
 5領域の扱いに対して学生層や教育指導体制により柔軟にデザインすることが提案されたことが収穫だった。実務家教員のあり方・位置づけにすっきりできた。
   教育委員会との連携で、学校経営コースのあり方をどうするかが検討されています。
今回、ご提案いただいた科目等参考になりました。
   「理論と実践の往還」「包括的な・・・」などキーワードに象徴されるカリキュラムイメージが、本県の教職員研修においても、「学び続ける教員」を育てるための研修の質を高めていくことに大変な参考となりました。
   「カリキュラムイメージ」。後進大学として(ゆえに)、考え方・内容を参考にさせていただくのに十分な内容だと思いました。少なくとも個人的に大変参考になりました。
   共通5領域カリキュラムイメージの報告により、大きな枠組みのイメージが持てた。学校経営コースでの終了時に「学校改善プラン」を作成・提出することは学校現場にとっても、大きな意味をもつのではないか。生徒指導コースでの「基礎的な研究を~学校現場にあうような形に仕立て上げる」ということが、教職大学院の意義の1つではないかと共感した。
   本日提示されたカリキュラムは理想像であると思います。今後カリキュラムを考えて行かなければならない本学にとって、念頭に置くべき要素(やがて取捨選択するにせよ)が盛り込まれており、議論の土台としてありがたく感じました。
   現職院生の到達目標と満足度と、ストレートマスターのそれらについての課題や各大学での取り扱い、考え方の議論が大変興味深く、拝聴いたしました。「同じものを到達目標とすべきなので区別して大学院授業を行うべきではない」のか「素地が異なるので、同じ到達目標まで到達させるために異なる道のりを歩むため、区別した事業を提供する方がよい」のか難しい。実施上の課題だと感じました。
   共通5領域のカリキュラムがかなり具体的に示されており、大変参考になった。また、授業形態の提案部分も実現可能性の高い提案となっていた。学校経営コースカリキュラムにおける授業形態も実践的で、効果の高い方法であると感じた。
   教職大学院の各局面にわたるカリキュラム作成のイメージがくわしく示されていて勉強になるところが沢山ありました。また、対話・協働・双方向といった用語(概念)が共通しており、新しい教職大学院の特色の共有イメージが明確にされていると思いました。
「協力する社会」としての大学院、「協力する世界」をつくる人を育てる大学院をめざしていかなくてはならないのだと、強く感じました。
 (2)今後の教職大学院の在り方について、ご意見があればご記入ください。
   共通5領域について、「その他の領域」(各大学が自由にデザインできる領域)として「特別支援教育に関する領域」と「ICT教育に関する科目」について例示されているのは、教育現場のニーズを踏まえられたものと考えます。さらに、小・中学校においても、発達障害の対応やインクルーシブ教育システム構築に向けた取組が求められている教育現場の実情を踏まえると、必修である「生徒指導。教育相談に関する領域」及び「学校経営、学級経営に関する領域」においても、必ず特別支援教育に関する内容を取り上げる(選択必修の一つではなく)必要があるのではないかと考えます。
   教育委員会は高額な予算を投入して派遣事業を運営し、あわせて特例選考により新採をとっている。大学関係者の皆様にはぜひとも使命感をもって人材の育成を図っていただければ幸いである。
   新しい学校作りの有力な一員となる新人教員や、学校の中核となる現職教員の育成のために、今後ますます教職大学院への期待は高まる。
大学院と教育委員会・学校とが密に連携し、人材を育成していく必要がある。そのためには、これまで6年間の教職大学院の学びが、学校でどのように生かされているのかを分析し、成果と課題を明らかにすることが大切であると考える。そうした分析を踏まえ、これからも教職大学院のカリキュラムの検討を進めていただけるとありがたいです。
   国での学校教育改革全体像の中で位置づけることが大切と思います。
現職の教員が入ってみたいという魅力のある大学院を作って欲しい。
   18年7月の中教審答申で出されたカリキュラムイメージ(教職大学院)よりも、より現職教員を明確にイメージしたものとなっているのかなと思います。(生徒指導以外は明らかにキャリアステージがいくつかに分かれているのではないかと思いました。)そのことは教職大学院に期待されているキャリアステージの高まりに対して、責任を持って応えて行かなければならないことを改めて実感いたしました。
   カリキュラムイメージを共通、各コースごとに作成した経緯もあり、全体を貫く問題をどう統一するのかが課題として残っていると思います。(実習、課題研究等共通領域と各コースカリキュラムの関係)
実習の在り方が次の課題になると思います。 「教科」の取り扱いについても課題として残っていると思います。

  • 先導的大学改革推進委託事業に係る有識者会議・ワーキンググループ合同会議
    (第2回)を開催しました
  • 平成26年2月6日(木),学術総合センター(東京都千代田区)において,先導的大学改革推進委託事業に係る有識者会議・ワーキンググループ合同会議(第2回)を開催しました。
    合同会議では,事業代表者の福田光完委員(有識者会議)からの開会挨拶,更に文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室 佐藤弘毅室長の挨拶の後,当事業スタッフの兵庫教育大学 野中助教,田中助教から,当事業における取組として実施したアンケート調査(教職大学院対象・全国都道府県及び政令都市教育委員会対象)の内容・分析結果について説明が行われました。
    引き続き,平成25年11月23日開催の第1回合同会議での検討を踏まえて再検討されたカリキュラムイメージ案について,各ワーキンググループの兵庫教育大学学内検討チーム座長からそれぞれ説明が行われました。
    休憩を挟んで,有識者会議及び授業指導コース,学校経営コース,生徒指導コース,共通5領域の充実方策の各ワーキンググループに分かれ,教職大学院の各コース等におけるカリキュラムイメージについて,前回会議の議論を踏まえて検討を行いました。各会場とも,終始活発な意見交換が行われました。
    再度,合同会議を再開し,各ワーキンググループにおける検討内容の報告のあと,今後の検討内容全体まとめの進め方について確認し,報告書の作成については、有識者会議議長・副議長,各ワーキンググループの座長・副座長による会議に一任することとしました。
    当調査研究による検討の成果は、3月22日(土)に開催予定の成果報告会において報告する予定です。

合同会議の様子①

合同会議の様子②

ワーキンググループの様子①

ワーキンググループの様子②

第2回合同会議資料(pdf)


  • 先導的大学改革推進委託事業に係る有識者会議・ワーキンググループ合同会議
  • (第1回)を開催しました
  • 平成25年11月23日(土),兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパスにおいて,先導的大学改革推進委託事業に係る有識者会議・ワーキンググループ合同会議(第1回)を開催しました。
    本事業は文部科学省からの委託事業(テーマ:今後の教職大学院におけるカリキュラムイメージに関する調査研究)で,今後の教職大学院における具体的かつ明確なカリキュラムの枠組みの方向性を提示することを目的としており,教職大学院の発展・拡充期におけるカリキュラムイメージに関し,専門的かつ具体的な研究を行うこととしています。
    合同会議では,兵庫教育大学 加治佐哲也学長からの開会挨拶の後,文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室 栢森麻代専門官から,本年10月に出された協力者会議報告書と本事業との関連性について説明が行われました。引き続き,事業代表者の福田光完委員(有識者会議)から本事業の実施計画の概要について説明が行われた後,米田豊委員(WG総括)の司会のもと,カリキュラムイメージの検討原案に関しての意見交換を行いました。
    合同会議終了後には,有識者会議及び授業指導コース,学校経営コース,生徒指導コース,共通5領域の充実方策の各ワーキンググループに分かれ,教職大学院の各コース等におけるカリキュラムイメージの検討を行いました。今後の教職大学院の改革に関連するということもあり,各分野における専門家としての立場から,終始活発な意見交換が行われ,充実した内容の会議となりました。
    なお,本事業のカリキュラムイメージに関するとりまとめは平成26年3月を目途に行うこととしており,引き続き,今後の教職大学院における教員養成の指針となるカリキュラムイメージの開発を行っていく予定です。

合同会議の様子

有識者会議の様子

ワーキンググループの様子①

ワーキンググループの様子②

第1回合同会議資料(pdf)

  • 有識者会議
  • 有識者会議
  • 4つのワーキンググループ
  • 学習指導コースカリキュラム検討ワーキンググループ
  • 学校経営コースカリキュラム検討ワーキンググループ
  • 生徒指導コースカリキュラム検討ワーキンググループ
  • 共通5領域の充実方策検討検討ワーキンググループ