| 教育実践研究の力量を高める
学校教育コースは、働きながら学びたい現職教員のニーズに応えるための夜間クラスのみのコースです。本コースでは、小学校を中心に、学校現場での学習指導力や生徒指導力といった教員に必要な資質・能力を、高度で幅広い知識獲得、学校で起こる具体的課題の協働的解決を通して身に付けます。
このような資質・能力を身に付けるために、本コースのカリキュラムは2つの特徴を持っています。1つ目は、日頃の学校現場での教育実践を検証・改善するゼミナール形式のリフレクション科目です。院生は、その過程を蓄積してポートフォリオとしてまとめます。現実に起こっている課題や参考になる先進(または好)事例などをゼミ形式で検討し、最適解を導く過程を重視します。また、リフレクションの過程をコース学生全員で共有するオープンゼミを定期的に開催します。2つ目は、各教科の教材研究、授業づくりなどを中心に、幅広いニーズに応えるカリキュラムを編成していることです。
本学教職大学院の特徴は、多くの現職教員が学んでいることです。現職教員同士の交流によって、学校現場の理解が一層深まります。これまでの夜間クラス修了生からは、生涯の友を得た本当に貴重な学びの場であったとの声が多く寄せられています。
■ 授業実践課題探究コース紹介動画 (R5.9.4公開)New!!