特別支援教育における課題の解決を自ら主体的に考え、地域や学校で中核となって活動する特別支援教育担当者の育成を目指しています。通常の学級担任・教科担当者にも発達障害支援の実践力(例えば、ユニバーサルデザインの授業)が求められていることから、新たにストレート学生も入学対象となりました。
発達障害支援にあたって「特別支援教育コーディネーター」「通級指導教室担当者」「特別支援教育を理解して通常の学級において授業・学級経営の工夫をする教師」の人材育成を念頭に、授業科目の領域が設定されています。2年間を通して地域の教育委員会や学校と協働した学校現場実習を組んでいることも大きな特色です。
コーディネーターや通級担当者には、ミドルリーダーとして教師間コミュニケーションを促進して、体制を推進する役目もあります。通常の学級担任には、インクルーシブ教育をふまえた授業デザインの力量も求められます。このような、新しい役割にも積極的に対応しています。