教育方法・生徒指導マネジメントコース
- Q1 教育方法・生徒指導マネジメントコースでは、何が学べますか?
- Q2 実践研究とは何で、どのように進めるのですか?
- Q3 実習科目には、どのようなものがありますか?
- Q4 現在、現職教員です。どのような成長が望めますか?
- Q5 現在学部学生です。どのような成長が望めますか?
- 1 教育方法・生徒指導マネジメントコースでは、何が学べますか?
- 本コースでは、学習指導と生徒指導の両面での力量を高める専門科目が数多く開かれています。専門科目には、授業開発を系統的に学ぶものや、道徳、総合、特活などの教科・領域を深めるもの、学級経営や生徒指導、教育相談・キャリア教育、地域連携などの力量を高めるものが揃っています。これらの科目から、院生は自らのテーマや関心に沿って、様々な組み合わせで履修できます。たとえば、授業開発に重心をおいた学級経営、キャリア教育の総合的学習での展開など、両面をつなぐ学びが可能です。
- 2 実践研究とは何で、どのように進めるのですか?
- 3つの基礎力を基盤に、現場での問題解決や教師としての成長を目指し、院生ひとりひとりがテーマを設定して取り組む実践型の研究です。その成果が、本コースでの学びの集大成になります。実践研究の遂行にあたっては、担当の教員による緊密な指導・支援(個別ゼミ)、院生と教員が全員で行う討論の場(集団ゼミ、発表会)があります。
- 3 実習科目には、どのようなものがありますか?
- 「基礎実習」と「開発・改善実習」があります。このうち開発・改善実習は、各自のテーマに沿った実践研究を、学校現場で実施することが主眼です。基礎実習は、現場における問題意識の探索と深化が主眼で、主として現場経験を持たないストレート生(学部から現場を経ずに入学した者)が対象です。現職教員の院生は、現場実績に関する書類の提出等の手続きで、基礎実習の実習そのものは免除可能ですが、そのかわりストレート生のメンター的役割を担当します。
- 4 現在、現職教員です。どのような成長が望めますか?
- これまでに学校現場で培われた力量を、理論的・研究的視点から捉えなおして、教師としての更なる成長が期待できます。また現場での問題意識や課題に科学的にアプローチできる方法を獲得し、解決に向けた具体的取り組みを考えられるようになるでしょう。これらは、ほんの一例に過ぎません。現場を一歩でた所から、さまざまな観点で学校現場や教師である自分自身を振り返り、熟考する時間そのものが、成長の原点かもしれません。
- 5 現在、学部学生です。どのような成長が望めますか?
- 教壇に立つ、子どもに接するといった教師としての基本的力量を、科学的かつ系統的な学びから養えます。さらに実践研究を通じて、学校現場での問題に関する理解とアプローチの方法を、身をもって学ぶことができます。また、さまざまな機会と通じて、周囲にいる現職教員の院生からの刺激やアドバイスが得られるでしょう。なお、採用試験対策も十分です。教職キャリアセンターによる多彩な対策講座や面接練習などがありますし、コースの教員による支援も得られます。
各コース・分野共通