教育コミュニケーションコース
- Q1 修士論文のテーマはどうやって決めるのですか?
- Q2 ゼミ(指導教員)はどうやって決めるのですか?
- Q3 大学で教育学や心理学を専門に学んでいなかったのですが、だいじょうぶですか?
- Q4 コミュニケーション能力を上げたいのですが?
- Q5 年齢がだいぶ上なのですが、大丈夫ですか?
- 1 修士論文のテーマはどうやって決めるのですか?
- 学生の興味・関心に基づいて決めます。指導教員の側から一方的にテーマを与えることはありません。授業を受けたり、ゼミで討論したりしていく中で、入学当初にもっていたテーマから変わっていくこともありますが、その場合でも指導教員はそれぞれの学生の興味・関心に沿いつつ学問的見地から研究として成立するテーマを立てられるようサポートします。
- 2 ゼミ(指導教員)はどうやって決めるのですか?
- 入学当初にコースの全ての教員と個別面談をし、自分のやりたい研究テーマ、もしくは興味・関心などを中心に話してもらいます。その後で教員間で話し合い、その人の研究をサポートしていくのに相応しい教員を案として提示させていただき、それを受けて再度調整を行い、決めていきます。
- 3 大学で教育学や心理学を専門に学んでいなかったのですが、だいじょうぶですか?
- もちろんこれらの学問の基盤がある方が有利ですが、これまでにもそのような方も入学され、2年間の修学できちんと修了されています。ゼミでは、教育学や心理学の基礎知識はもとより、学問分野特有の考えや研究方法もていねいに指導していきますのでご安心ください。
- 4 コミュニケーション能力を上げたいのですが?
- 現在、本コースの提供する科目としては、直接コミュニケーション・スキルをトレーニングするようなものは用意しておりません。むしろ本コースが目指すのは、なぜコミュニケーションが重要と考えるのか、よりよい「コミュニケーション」とか「理解」とはそもそも何なのか、といった根本的な問題を問い直すことにあります。しかしながら、コースで立場や世代、考え方を異にする人々が、語り合い・聴き合いながら共に学んでいく中で、結果としてコミュニケーション能力は付いてくるものと私たちスタッフは信じております。
- 5 年齢がだいぶ上なのですが、大丈夫ですか?
- 本コースの特色の1つとして、ベテラン教員や現職を退かれた方が、これまでの教育実践を総括したいという動機で、あるいは問題意識として常に気になりながらも多忙な日々の中で追究できなかったテーマについて腰を据えてじっくり考えたいという動機で入学される方が多いことがあげられます。そういう方にとって、教育の本質に関わる問題を追究する本コースは最適だと思います。実際、みなさん充実した学びをされています。また、若い学生や現職教員との関わりについてもご心配にはおよびません。親子ほど年の離れた学生同士が和気あいあいと会話している姿を私たちは日々目にしております。
各コース・分野共通