Q&A

臨床心理学コース

  1. Q1 臨床心理学コースの授業はすべて神戸キャンバスで開講されますか?加東キャンパスでの開講科目もありますか?
  2. Q2 臨床心理士・公認心理師の両資格を取ることは可能ですか?
  3. Q3 入試では、どのような問題が出るのでしょうか?また、どんな勉強をすればよいのでしょうか?
  4. Q4 教員で、発達障害に関心を持っています。発達障害を研究している先生が、いろいろなコースにいらっしゃるようですが、どのコースを受ければよいでしょうか?
  5. Q5 実習は、どのように行われるのでしょうか?
  6. Q6 公認心理師を目指して入学を希望します。心理実践実習は、どんなことをしますか?学部の実習とは違うのでしょうか?
  7. Q7 現職教員ですが、勤務している学校で、不登校や発達障害のある生徒と関わっています。この関わりを実習とすることはできますか?
  8. Q8 ゼミはどのように決まるのですか?
  9. Q9 学校心理士、臨床発達心理士は取得できますか?
  10. Q10 新長田キャンパスに移転すると学習環境はどのように変わりますか?
  11. Q11 授業科目の開講時間に注意点はありますか?
  12. Q12 フレックスクラスでは臨床心理士の受験資格は得られますか?
  13. Q13 フレックスクラスから昼間クラスへの転籍は可能ですか?
  14. Q14 フレックスクラスの入試は昼間クラスの入試と異なりますか?
1 臨床心理学コースの授業はすべて神戸キャンバスで開講されますか?加東キャンパスでの開講科目もありますか?
ありません。ただし、他コースの開講科目を(許可を得て)受講できる場合がありますが、その際は基本的には加東キャンパスで受講することになると思います。
2 臨床心理士・公認心理師の両資格を取ることは可能ですか?
可能です。ただし、公認心理師試験の受験資格を得るためには、学部で所定の科目を修めている必要があります。学部における要件充足の有無については、ご自身で在学または出身大学にご確認ください。心理実践実習(450時間以上)の履修要件にもなります。

(R5.1.31追記)令和6年度入学生から、大学院学校教育研究科臨床心理学コースの夜間クラスを「教育ならびに対人援助現場の課題解決型クラス(フレックスクラス)」として新たに開講します。フレックスクラスは、公認心理師・臨床心理士に対応していませんので、ご注意ください。
詳しくは、「臨床心理学コースに教育ならびに対人援助現場の課題解決型クラスを開講します」をご確認ください。
3 入試では、どのような問題が出るのでしょうか?また、どんな勉強をすればよいのでしょうか?
大学院説明会においても、入試についてはほぼ以下のような回答で、具体名を挙げて参考図書を紹介することはありません。
ウェブサイトや入試広報資料コーナーで公開されている情報を見ていただければ、当コースが受験生に求めている知識の内容と水準の概略がお分かりいただけましょう。 また、各教員の研究内容や論文についても調べていただけたらと思います(臨床心理学コースウェブサイトの「担当教員一覧」をご覧ください)。
基礎心理学と臨床心理学の概論書を必ず読んで勉強しておいてください。これは受験のために必要なだけではなく、入学後の学習を円滑に行うためにも、また大学院修了後の公認心理師・臨床心理士資格試験に合格するためにも、必須です。わからない用語や概念が出てきたら、心理学事(辞)典など専門の事(辞)典でマメに調べることが必要です。
英語については、英文の心理学教科書や心理学事典を訳し、意味をつかめる程度の英語力が必要です。
口述試験では、研究計画が具体的で実現性のあるものであることが評価されます。当コースの受験者には、大学(学部)で心理学を修めている方が多数受験します。現職の方や、他分野から受験する方も、そういった人と共に合否を競うのだということを忘れないでください。
4 教員で、発達障害に関心を持っています。発達障害を研究している先生が、いろいろなコースにいらっしゃるようですが、どのコースを受ければよいでしょうか?
確かに、発達障害を専門とする教員は臨床心理学コースだけではなく、学校心理・学校健康教育・発達支援コース、特別支援教育専攻にもいらっしゃいますので迷うところだと思います(本学ウェブサイトの「研究者総覧」を検索していただくとわかります)。
そのような方のために、大学院説明会が設けられています。是非、御参加いただき、各コースの個別相談で情報を集め、自分の目的に合ったコースを見つけて下さい。
5 実習は、どのように行われるのでしょうか?
本学の実習は、学内の相談施設での実習と学外の医療、教育、福祉施設等での実習によって構成されています。学内実習では臨床指導教員のスーパーヴィジョンの下で、授業のない時間帯にカウンセリング等を行います。学外実習では、複数の実習機関と提携し、実習の機会を提供しています。
なお、臨床心理士の受験資格のみを希望されている方については、学外実習は必須ではありません。
公認心理師を目指す方はQ6もご覧ください。
6 公認心理師を目指して入学を希望します。心理実践実習は、どんなことをしますか?学部の実習とは違うのでしょうか?
学部の実習は、多人数での観察を主としたものが多かったのではないでしょうか。院での実習では、学内・学外実習ともに個人単位で現場に入り、実際に対象者と関わる実習が増えます。そのなかで、医療・福祉・産業・教育等のさまざまな領域で経験を積み、実践的な技能の習得を目指します。なお、公認心理師受験資格のための外部実習は当大学と提携している定められた機関での実習に限られます。
7 現職教員ですが、勤務している学校で、不登校や発達障害のある生徒と関わっています。この関わりを実習とすることはできますか?
残念ながら、できません。学校での生徒さんとの関わりは教育行為の一環(教師-生徒関係)であり、臨床心理的関わり(セラピスト-クライエント関係)とは異なるからです。
8 ゼミはどのように決まるのですか?
入学後、研究室訪問→ゼミ希望調書の提出→教員会議による検討を経て決定します。
入学後のオリエンテーションで詳細に説明しますが、およそ次の手順です。
 ①学生は指導希望教員最低5 名と面接を行い、調査票に指導希望1 位~ 5 位までの教員名と研究テーマを書いて提出する。
 ②教員は、学生の指導希望、研究テーマ、現在担当のゼミ生数などを考慮し、会議にてゼミ生を決定する。
そのため、研究室訪問は入学後にしていただければ十分です。
特に入試前に研究室訪問を希望する場合は、希望教員とコンタクトを取って下さい。本学ウェブサイトの「研究者総覧」から連絡ができます。
9 学校心理士、臨床発達心理士は取得できますか?
残念ながら、できません。本コースでは公認心理師や臨床心理士の取得を目指すことになります。
10 新長田キャンパスに移転すると学習環境はどのように変わりますか?
臨床心理学コースの学生のための共用スペースと臨床心理相談室が大幅に拡充します。実習環境をふくむ学習環境が一層充実します。
11 授業科目の開講時間に注意点はありますか?
一部の授業はR5年度に入学した夜間クラスと合同で行われます。その場合は夜間の時間帯(6限:18:30~20:00、7限:20:10~21:40)に授業が行われます。詳しいことは入学後のオリエンテーションで説明します。
12 フレックスクラスでは臨床心理士の受験資格は得られますか?
対応していません。このクラスでは心理支援実践力を磨いていただきながら、現場実践に関する論文によって修士号の取得を目指していただきます。
13 フレックスクラスから昼間クラスへの転籍は可能ですか?
開講科目の違いにより、できません。
14 フレックスクラスの入試は昼間クラスの入試と異なりますか?
異なります。フレックスクラスは対人援助を実践している方のための課題解決型クラスですので、現場実践の内容を問う事前課題を課し、口述試験を実施します。詳しくは本学ウェブサイト掲載の学生募集要項をご覧ください。

各コース・分野共通

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