イーラニング用教材開発のための「教育ベンチャー」起業を目指す共同研究
- 協調運動(点つなぎ課題,迷路課題,線なぞり課題) での指導
- 視知覚操作 (図と地の弁別課題,選択抹消課題) での指導
- ひらがなの書字練習での指導
書字練習フロント画面
ひらがなの練習画面
連携先
勝美システムズ株式会社
教員名
成田 滋
連携期間
平成14年〜平成18年
概要:開発したもの
その1.教師用指導評価システムツール開発 GETA
新刊書表紙
「教師用指導評価システムツール開発」では,学校や大学でのオンラインによる学習者支援のためにグループウエアGETAを開発した。教室での継続的な利用を通して教授学習支援という目的が達成できる効果的なツールとするために,改良を進めその機能の向上を図った。
本グループウエアは,平成16年度から2か年間,本学のe-ラーニングの基本プラットフォームの一つとして授業で使用した。学内の教員を対象にその利用方法について,16年度は2回の学内研修会を開いた。現在,本学の7科目の授業と他大学の2科目でこのグループウエアが使われている。また本研究の成果は, 日本教育工学会,Society for Information Technology and Teacher Education,学校教育研究センタープロジェクト研究発表会で発表した。さらに,「できる!eラーニング導入ガイド」という新刊書を学校教育研究センターから1,500円で発行し,研究成果の普及に努めた。
「軽度発達障害児用学習教材ツール開発」については,書字障害を示す子どもに対して,タブレットPCを使った次のような教材を開発し,5つの学校園にて授業実践を行った。そうした実践をとおして,生徒への次のような指導方法の在り方を検討した。