平成8年4月に兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科が創立されて以来,今年で満20周年を迎えたことを記念し,9月24日に神戸ポートピアホテルにおいて創立20周年記念の式典,講演会,祝賀会を開催しました。
式典には,文部科学省高等教育局大学振興課の柳澤好治教員養成企画室長,出口利定東京学芸大学長,兵庫県知事代理の荒木一聡副知事の他,本学附属中学校の卒業生でもある藤井比早之衆議院議員らの来賓招待者を迎え,構成4大学の役職員,名誉教授,関係教職員など約130人のご臨席を賜りました。
式典では,柳澤教員養成企画室長らの祝辞の後,松村研究科長から20年の歩みとして,学位授与数が課程博士268人,論文博士127人に達し,また,教育実践学の構築と発展に貢献するための論集「教育実践学論集」17号計257編を採録したこと。平成21年4月に先端課題実践開発専攻を設置し,平成28年4月には入学定員を24人から32人に増員したことなどについて報告を行いました。
式典に引き続いて記念講演会として「教育における,『知る』ことの意味 学習に関する新しい視点と,教育研究の様々なアプローチ」と題し,兵庫教育大学の交流協定大学の一つであるヴァンダービルト大学ピーボディ校イラーナ・ホーン教授に講演いただきました。
式典及び講演会終了後,同ホテル30階のスカイレストラン「プレンデトワール」で祝賀会が開催され,オープニングセレモニーとして岡山大学の虫明教授によるソプラノ独唱で花を添えていただき,松村研究科長による乾杯のあと,来賓等多くの方々からスピーチもいただき,約80人の参加者が和やかに懇談しました。