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会報

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同窓会 会報 N0.1 (創刊号/2006)

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会長挨拶


去る9月,連合大学院卒業生有志が集まり,創立10周年を期に同窓会を発足させました。設立にあたっては懇親だけを目的にするのではなく,卒業生,博士課程在籍の院生並びに関係の先生方の力をひとつにし,教育の発展に寄与する組織とすることを確認しました。この会が大きく育つには皆様のお力添えによる他ありません。ご協力の程,よろしくお願い申し上げます。

三浦義行

平成18年9月22日に博士課程同窓会が発足しました

一年近く前から準備が進められ,今年の6月から月に一度のペースで準備委員会を開催し,会則等の検討を進めてきました。これまで兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程に在籍した256名に同窓会発足に向けての主旨説明文書を送付したところ,早速59名から賛同を得ることができ,同窓会を発足することができました。 10月26日までに51名の同窓生から賛助金を頂きました。

今後,当面,博士課程同窓会ホームページの作成,研究発表会への協力費,連合大学院のフォーラムへの協賛等の援助,公式行事への参加を予定しています。

同窓会役員会が決まりました


今回は第1期のメンバーが中心となり,2年間の任期で役を引き受けることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

会長 三浦義行(第1期・芸術)
副会長 永井純子(第1期・生健),田中武夫(第2期・言語)
幹事 遠藤晶(第1期・方法),矢埜みどり(第1期・生健),米田豊(第9期・社会)
監事 佐倉義信(第1期・言語),三宅茂夫(第5期・臨床)

連合大学院創立10周年記念式典に出席しました
~同窓会誕生を喜ぶ~


連合学校教育学研究科が創立10周年を迎えることとなった。修了者の一人として,素直に喜びをかみしめたい。

私は,平成8年4月,第1期生の入学である。その年,入学を許されたのは,25名であった。そのうち兵庫教育大学に配属されたのは9名。それぞれ専攻が異なるため,当初個別に研究に没頭していたが,やがて院生研究室が整備されたり,四大学配属院生合同の3泊4日の合宿集中講義などを通して徐々に仲間意識が生じ,互いに研究の進捗や悩みなどを話し合うようになった。レフェリー論文,博士候補認定試験,学位論文提出,論文公聴会や口述試験など,いくつかのハイレベルの関門があった。それらの課題を一つ一つクリヤーする中で私たちの間にはいつしか同士的連帯感が芽生えていったと思う。ところが修了後は,それぞれが新しい職場や出身地に帰るなどして散り散りになり,互いの親睦や情報交換をする機会もなくなった。修士課程出身者には早くから同窓会ができていて,名簿を出したり,同窓会だよりの発行や総会を開いたりしている。それに比べ,連合大学院の方はそういう組織がなく,これまで随分さびしい思いをして今日に至っていた。

ところが今年の夏ごろのことだった。三浦義行さんから同窓会設立のための話し合いをするから集まるようにという知らせがあった。聞けば当時の仲間が集まるというので,一も二もなく出席した。会えばすぐ打ち解けて,近況を話し合った。みんな同窓会の必要を感じていたのである。何度か発起人会を重ね,9月22日の設立総会で無事諸案件が承認された時はほっとした。

連合大学院の発足から数えて10年というのは,やはり大きな区切りである。その間,課程博士111名,論文博士39名の仲間を数えるという。これらすべての学位論文題目は,「記念式典記念行事プログラム」巻末に年次をおって掲載されている。これらの研究成果が,それぞれの場所,それぞれの課題場面で活かされていると思うと,胸が熱くなる。

私たち同窓会役員の初仕事は,本年9月23日グランキューブ大阪(大阪国際会議場)で行われた創立10周年記念式典記念行事に修了者を代表して参加することであった。記念式典での各界代表者のスピーチや国際シンポジウムでの各パネリストの発表を聞くにつけ,私たち連合大学院修了者・学位取得者の一層の活躍が求められていることをひしひしと感じた。私たち同窓会会員も,各方面からの期待にこたえられるよう教育実践学の発展のため更なる努力を傾けていかねばならないと思ったしだいである。

(1期生・同窓会監事・佐倉義信)

学生研究発表会に同窓会副会長が出席しました
平成18年度連合学校教育学研究科学生発表会に出席して


師走の候,9日,10日の両日,岡山大学で連合学校教育学研究科の学生研究発表会があり,9月に設立されたばかりの本学科同窓会副会長として出席させて頂きました。兵庫教育大学,上越教育大学,岡山大学,鳴門教育大学の4大学から学生40名,教職員40名が参加され,現在,博士課程の2年生6名,3年生1名が発表されました。緊張した表情の中から,皆様のこれまでの研究生活をお察しするとともに,海の底に沈んだような苦しかったわが身の日々と重ね合わせていました。そして,「皆さん,今が一番苦しい時だと思います。これまでやってきたことに自信を持って,あと一息頑張ってください」と心からエールを送らせて頂きました。

連合学校教育学研究科同窓会の趣旨ならびに今後の予定などをお話させて頂きましたところ,早速,数名の方が入会申し込みをして頂き,改めて皆様のために貢献できる同窓会にしたいと強く思いました。今後さらに会員の皆様の声に耳を傾け,ホームページを通じて中身を充実させていきたいと考えています。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

(1期生・同窓会副会長・永井純子)

これまでの学位授与者数は111名,授与率は57.2%です

入学者数(人)
年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 合計
学校教育方法 4 4 4 2 4 4 4 4 30
学校教育臨床 4 4 4 3 4 5 5 5 34
言語系教育 4 4 3 2 4 3 3 4 27
社会系教育 2 2 2 3 4 2 2 2 19
自然系教育 4 3 4 2 2 4 4 4 27
芸術系教育 3 4 3 4 4 3 3 4 28
生活健康系教育 4 3 4 4 2 4 4 4 29
合計 25 24 24 20 24 25 25 27 194
学位授与数(人)
年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 合計(学位授与率)
学校教育方法 2 2 1 1 2 2 3 1 14(46.7%)
学校教育臨床 1 2 2 0 4 2 3 4 18(52.9%)
言語系教育 1 2 1 0 3 0 1 4 12(44.4%)
社会系教育 2 0 1 2 2 1 1 0 9(47.4%)
自然系教育 2 0 4 1 4 1 5 4 21(77.8%)
芸術系教育 0 4 2 2 3 3 2 2 18(64.3%)
生活健康系教育 0 4 1 2 2 3 3 4 19(65.5%)
合計 8 14 12 8 20 12 18 19 111(57.2%)


(平成18年度3月末現在)

近況報告 田中武夫先生 (山梨大学教育人間科学部)


 博士課程を修了し,山梨大学教育人間科学部英語教育講座に赴任して,はや7年が過ぎました。現在,教員養成系の学部にて英語教師を目指す学生や現職の英語の先生方と英語教育について研究しています。法人化以来,旧国立大学は,目まぐるしく変わろうとしてきています。忙しい日々に追われ,がむしゃらに研究のみに時間と意識を集中できた博士課程のときが,なつかしくもあります。博士課程で学んだ知識を直接生かせる仕事であることを幸せに思いながら,小中高の英語教育に携わる先生方を少しでも支援できるような情報や研究を発信していきたいと考えています。

博士課程同窓会のホームページが開設されました

同窓会は母校を支援すると共に,年代を越えた卒業生相互のコミュニケーションに役立ちます。同窓会ホームページでは会則,会報,事業計画等を公開,お知らせ,会員名簿,掲示板等を非公開にして,会員にパスワードを送付しようと考えています。広い社会に出た時,先輩の存在は頼もしいものです。ホームページの会報,お知らせ,掲示板等を通して絆を拡げて下さることを願っています。

同窓会に入会しよう

入会申し込み受付は随時同窓会事務局で受け付けますので連絡してください。

連絡先:同窓会事務局
〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1
兵庫教育大学連合大学院チーム内
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科同窓会事務局
TEL0795-44-2068
FAX0795-44-2269

入会金 10,000円

※ただし,同窓会発足に賛助金を振り込み,入会手続きをされた方は入会金は不要です。