フォーラムの趣旨
教育関連3法案や学習指導要領の改訂といった教育改革や教育再生の論議が白熱する中で,義務教育修了段階において身につけさせたい基礎的・基本的な知識・技能や能力とは何かといったことが再考を迫られている。こうした能力観が問われる背景には,PISAでのコンピテンシーの影響があることは言うまでもない。コンピテンシーは,競争的能力に由来するものの,フィンランドなどでは,「共創」へのモメントを含み持った概念として理解されている。こうしたコンピテンシーと教科や教育実践との関わりはどうあるべきなのかを検討することにした。連合学校教育学研究科研究主幹 福本 謹一
第11回 ことば学びの放射線
- 中洌 正堯
- 研究科特任教授,前兵庫教育大学長
- 日時:2007年6月16日
- 場所:大阪大学中之島センター 4F「多目的スペース3」
第12回 良い教師-資質・能力(コンピテンス)のある教師 教職の専門性に関するドイツならびに国際的な議論について
- カール・ノイマン
- 日時:2007年12月2日
- 場所:大阪大学中之島センター
第13回 芸術教育におけるコンピテンシー (大学院教育改革支援プログラム)
- ふじえ みつる
- 愛知教育大学教授
- 日時:2008年3月8日
- 場所:大阪大学中之島センター 4F「多目的スペース3」