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第45回 「真正の学び」からの批判と「真正の学び」への批判 ~『開かれた学びへの出発』からの20年~

第45回 「真正の学び」からの批判と「真正の学び」への批判 ~『開かれた学びへの出発』からの20年~

  

第45回は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

教育実践学フォーラム~学校教育の諸問題と可能性を求めて~ 2018年度メインテーマ 「『真正の学び』を目指して」

 

ゲストスピーカー: 市川 伸一 氏(東京大学大学院教育学研究科 教授) 

 

<概要>


 「真正の学び」がキーワードになったのは、私の知る限り、状況的学習論が盛んになった1990年前後のことであったと思う。この立場からは、学校教育が社会的実践から離れた学校での振る舞いや知識を形成しているとして厳しく批判された。かといって、社会における真正の文化的共同体への参加をそのまま適用しても、現代社会における学校教育の機能を建設的に論ずることはできない。
『開かれた学びへの出発』(市川,1998)は、状況論からの学校知批判を再批判しつつも、学校教育という場所、期間、内容をいかに社会に開かれたものにしていくか、という実践を踏まえた試案であった。その後、20年が経過し、『学ぶ意欲とスキルを育てる』(市川, 2004)を経て、2度の学習指導要領改訂(2008, 2017) にどうつながっていったかを概観していく。

 

<とき・ところ>


日  時:平成30年11月11日(日) 14:30~16:00(受付14:00~)
※参加無料

場  所:大阪大学中之島センター5階 507

対  象:学校教育関係者(研究者,学校教員,大学院生等)

申込方法:件名を「11/11フォーラム申込み」とし、次の事項を記入の上、Eメール
     又はFAXでお申し込みください。

     氏名(ふりがな),年齢,職業,連絡先(メールアドレスまたはFAX番号)

申込・問い合わせ先:
兵庫教育大学連合大学院チーム
mail:office-rendai-r@hyogo-u.ac.jp
tel  :0795-44-2068
fax :0795-44-2269

※お申込み後、担当から申込み受付メールまたはFAXを送付いたしますので、その連絡をもって申込み完了となります。
(申込者数が定員に達した段階で、申込み受付を終了いたします。)

※お申込み後、参加できなくなった場合は必ずご連絡ください。

※当日に自然災害,公共交通事情等に関して,皆様にお伝えすることがある場合には,当ページに掲載する予定です。

 

<パンフレット>


共催:兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科同窓会