menu close

project: A(H15~17) 教師コミュニティーの創成を通じての教員養成・現職再教育プログラムの開発研究

project: A(H15~17) 教師コミュニティーの創成を通じての教員養成・現職再教育プログラムの開発研究

  

project: A教師コミュニティーの創成を通じての教員養成・現職再教育プログラムの開発研究

平成15年度採択プロジェクト

プロジェクトの名称
教師コミュニティーの創成を通じての教員養成・現職再教育プログラムの開発研究
プロジェクトの期間
平成15年度~平成17年度

プロジェクトの概要

上越教育大学には全国から優秀な中堅教諭を院生として多数受け入れている全国でも希な大学である。その人数は,学部学生にほぼ匹敵する。平成12年度より,大学院生の授業(実践場面分析演習:4単位)に対応した学部の授業(実践セミナー:4単位)を立ち上げ,同一日時に開設し,大学院生と学部学生が共に学ぶ場を形成した。この授業を通して,上記の教育実習に関して,1週間の観察参加におけるクラス・児童の実態把握,及び,本実習における授業計画をサポートしている。そのサポートの中心に,同じゼミナールの現職教員をおいている。この関係は,現職再教育においても意味を持つ。先に述べたように現在,少子高齢化社会において,教育現場における年齢バランスが崩れている。そのため,若手教員との関係を持つ経験が少ない中堅教員が多くなっている。中堅教師は10年以内に,若手教員に対する指導的役割を担うことが期待されている。教員志望学生との関係は,大学院修了後の準備として位置づけることが出来る。その結果,現職院生と学部学生とのコミュニティーがゼミナールとして成立しはじめている。そのようなゼミナールでも,ゼミナールメンバーの数と多様性,さらに,そのゼミにおける研究成果から7名の教官を選択し,本プログラムの中心として選定した。さらに,現職教員を多く受け入れているという同じ環境の兵庫教育大学の教官を1名加え,大学間の比較を視野においた。 本プログラムでは,ゼミナールにおける現職院生と学部学生との関係を質的・量的に分析することにより,学ぶ集団の形成,すなわち教育に関するコミュニティーを学部・大学院で形成する意味を明らかにする。

プロジェクトに参加する研究科教員

チーム構成員氏名 連合講座 大学 職名等 役割分担 (◎はチームリーダー)
戸北 凱惟 自然 上越教育大学 教授 ◎プロトコル分析,自然科学的教材におけるコミュニティー分析
西川 純 自然 上越教育大学 教授 プロジェクト世話係,プロトコル分析,自然科学的教材におけるコミュニティー分析
二谷 貞夫 (~H16.3) 社会 上越教育大学 教授 社会科学教材におけるコミュニティー分析
青木 眞 生活・ 健康 上越教育大学 教授 実技系教材におけるコミュニティー分析
浅倉 有子 社会 上越教育大学 助教授 社会科学教材におけるコミュニティー分析
下西 善三郎 言語 上越教育大学 教授 言語教材におけるコミュニティー分析
松本 修 言語 上越教育大学 助教授 言語教材におけるコミュニティー分析
松本 伸示 自然 兵庫教育大学 教授 コミュニティーの大学間比較分析
※職名は平成16年4月1日現在による。

研究報告