教員紹介
経済学・国際経済学
渡邉 正

教育・研究に対する考え方
応用経済学の一分野である国際経済学を専門としています。海外直接投資や工程間分業に着目し、アジア経済の発展メカニズムについて研究しています。経済学という学問の性質上、教育と研究の両方で数式やグラフを使用します。これらの分析道具を適切に用いることによってはじめてわかることがあるからです。
教育経済学にも関心を持っています。教育経済学は、教育を経済学の理論や手法を用いて分析する応用経済学の一分野です。教育経済学の研究成果には、学生が興味を持ちそうなものや知っておいたほうがよいものがあるので、適宜紹介していきたいと考えています。
担当授業
- 学部
経済学概説(国際経済を含む。)
経済学演習
初等社会Ⅰ
初等社会Ⅱ
初等社会科授業研究 - 大学院
社会系教科の授業デザインの理論と方法(3)
社会系教科教育実践研究
学校教育実践演習
メッセージ
現職の先生方へ数式やグラフを使用する経済学は、社会科学に属する他の学問や社会系教科と立場を異にすると言えるかもしれません。だからこそ、経済学の概念や理論は、論理的に考えるフレームワークを提供し、仕事をする上で大きな武器になりえます。腰を据えて、経済学を研究する機会を作ってみてはいかがでしょうか。
高校生の皆さん経済環境の変化や現実の経済問題は、企業と個人に影響を与えます。つまり、皆さんの生活に関係するものです。経済学の基本的な考え方を身につけ、将来教員として社会系教科の経済分野を教える準備をすると共に、経済問題を正しく解釈する楽しさを味わってもらいたいと考えています。