教員紹介
社会科教育
山内 敏男

教育・研究に対する考え方
特に歴史学習を中心に、出来事の関連付けのあり方に着目した研究を行っています。学習者が携えているこれまでの見方・考え方の枠組み乗り越え、新たな見方・考え方を獲得していくプロセスを重視した学習モデルの開発と実践およびその検討に取り組んでいます。
防災で歴史を学ぶ授業づくり、教師教育にかかわる研究にも取り組んでいます。
担当授業
- 学部
火曜5時限:社会科教育法Ⅰ・Ⅲ
中等実習リフレクション - 大学院
社会系教科の授業デザインの理論と方法
社会系教科におけるカリキュラムの変遷とマネジメントの実際
教員のための人権教育の理論と方法
社会系教科の授業研究
社会系教科教育実践研究
学校教育基盤実習
教科指導力向上実習
メッセージ
現職の先生方へ歴史学習では人物を教え、流れを解説することが本当に妥当なものと言えるのでしょうか。大学院での2年間はこれまでの授業実践を見つめ直す良いきっかけとなります。社会系教科において授業者は歴史的事象をどのように取り上げていくのか、学習者は認識や価値判断をどのように深めていくか、実際の授業を通して考えていきませんか。
高校生の皆さん歴史学習は暗記が中心であると考えがちであることはよく知られていることです。しかし、本当に暗記ですませてよいものなのでしょうか。歴史上の出来事を通して学べることは多いはずです。実際に授業で教える場に立った時、歴史の授業をつくりあげていけばよいのか一緒に考えていきませんか。